N=1の証明

※今回の記事はゆる言語学ラジオファン向けの記事になります。見てない人にとってはわからない言葉が出てきますがそうなった場合は一度ゆる言語ラジオをご覧ください。

昨年のゆる言語学ラジオ非公式Advent Calendarの投稿されたものを読んで、どれも学びがあるものやエモい文章といった内容で初日で良かったと安堵しつつも、自分の文章力の無さを感じました。
そこから一年。再びAdvent Calendar企画を用意してくださったので同じようにトップバッターとして参加に名乗り出ました。

文章力や学力を身に付けていたかと言えば違いますが今回はN=1話を書いていきたいと思います。

さて、ゆる言語学ラジオのサポーターコミュニティ内で活発な場所はどこかと尋ねたら、十人十色の答えが返ってくると思います。それだけサポコミ内は言語に限らずいろんな話題がつきないです。そんな中、自分はうんちくエウレーカクイズだと答えます。 

初めてサポコミ内にうんちくエウレーカクイズが出題されたのは2021年の11月18日。そこから2023年11月30日時点で955問出題されました。
ここ一年では25問/月で新作が出題されています。計算が合わないと思った皆さん、たった3ヶ月で400問加算されているので辻褄は合います。
サポコミ内もエウレーカクイズを浴びることはできますが、ゆる学徒カフェもオススメです。サポーターたちのリサーチや添削を経て洗練された80問がカードになって1セット5枚で販売されてます。
また相席された方から急にクイズが出されるかもしれませんのでその点でもオススメです。
同じサポーターとお会いした際、自分の雑談デッキが弱すぎて、ボツネタクイズを挨拶代わりに出して会話検定に門前払いされるのを自覚していますが、サポーター同士でクイズを出題合いしましたので学徒カフェでもクイズを楽しめるのではないでしょうか。知らんけど。

そんなエウレーカクイズですが、他のサポーターが出題したクイズを勝手に紹介するわけにはいかないので、自分が出題したクイズ(タイトル)を振り返りたいとおもいます。

他に何をした?
初めて出題したクイズでしたが、リサーチが甘く、やり取りも上手くできず失敗作でした。
ログを遡って確認してほしくはありませんがこの失敗が今のクイズ作成の方針決めに影響を与えているので、苦くとも良い経験だったかもしれません。

決め手は?
「決戦投票でも同数だった病院長選挙。何で病院長を決めた?」
初めてのクイズ出題で失敗したので、前提知識の必要ない、大喜利(ひらめき)要素のあるネタで出題し、前回の失敗を乗り越えられたかなと思いました。

そこから積極的に参加していなくWikipediaを読んで面白い記事があればサメの夏に共有していたのをそのまま流用していただけなので問題の気合いや出典のリサーチもこだわらずに出題していました。
ただ、7月の後半から他のサポーター達からの出題が増え始め8月には @クイズ回答者 ロールが産まれ、そのロールを得れば通知がくるので、サポコミでのクイズ出題・回答の環境が補強されました。
自分も出題したい欲にかられて、特に8月中旬からクイズが瞬殺される場合も増えて、それでメタモンにならないようにと【瞬殺OK】とタイトルにつける問題が流行ったために、その流れから【瞬殺OK】問題を出題しました。

見立番付『大小競』
「『江戸じまん』の中に収録されている見立番付『大小競』大きい方の最高位にはなんと書かれている?」
○○番付を調べていた際に、ゆる言語学リスナーならエウレーカできるうんちくがあったので出題しました。

9月から今まで投稿されたクイズをまとめる作業を行うようになって、大量にうんちくを浴びるようになり、自分もクイズを出したい気持ちになり、意識して何かを調べて出題頻度をあげていきました。

ゆる言語学コース?

本編で採用されたクイズでしたが、回答の部分がイタズラに見える点がおかしみを感じ、解説なしで投稿しましたが、音声コンテンツでは難しいだろうなと思いながら自薦しました。

クリスマスプレゼント
名画封入
臥薪嘗胆
埋もれなかったモノ
一石投じた結果

いつものようにうんちくの出典をリサーチしていると、うんちくの宝庫とも言えるサイトを発見し、そこにあった131本の記事を全て読んで厳選したネタを5つクイズ化して出題しました。こちらに掲載されている記事は面白い話ばかりなので気になる方は是非。


ホントにそんな共通点?
リサーチは他のクイズよりも多めにしたものの
問題文が納得できなかったでしたが改善もできず、ただリサーチの苦労もあってボツにするのは勿体無いと出題しましたが、納得がいってなかったせいで消化不良となった問題でした。

異なる特定方法
「現存する世界最古の履物は、約1万500年前に、樹皮からとった繊維を編んで作られたサンダルが1983年に発見されています。
それよりも以前から履物をはいていたとされ、4万~2万6000年前には靴らしきものが登場したとされています。この特定に至った理由は?」
靴のWikipediaを読んだ際にこの知識を得て、うんちくエウレーカクイズ初回での服の問題と構造が近く答えは別の特定方法だったので出題しました。

ダンス・ダンス・ダンス!
うんちくエウレーカクイズ作成RTAなるものを企画として考えていましたが実際にスピーカーとして行うと聞いている人にはネタバレで出題できないなとボツにした案を作成ログとして試しに書いた時にできた問題です。


ナンバープレートよりも先に
「日本のナンバープレートで、 へ が使われていない理由が屁を連想されるからというのはお馴染み蘊蓄ですが、ナンバープレートよりも以前に同じ理由で へ が使われていないものがありました。それはなんでしょうか?」
本編でナンバープレートの話がされて、同じ理由で過去にも「へ」が使われていない事例があったので、もしかしてこの事例も参考にしているんじゃないかと興奮しましたが簡単リサーチした結局、屁を連想させるからダメな理由はわからなかったので何で!そこが重要なのに!とイマジナリーホリモトの幻聴に同意しつつ、同じ理由で「へ」が使われないこと自体はおもしろかったので出題しました。

Wikipediaを掘り続けると、普遍的なものから意外な事実が淡々と記載されているのでクリシェ知識だと誤認してしまうこともあり、そのうんちくをクイズにするかどうか悩みますが、驚きや学びの体験を信じて出題しますと当たり前のように即答される場合もあれば、何回か質問を交わして解かれる場合もあり、一個人の判断は当てにならないと思いました。

また、カプリティオとのコラボ回で矢継ぎ早に質問されてその回答に困っているのを見て、サポコミ内でもうんちくをカツアゲするような人やクリシェだからと詰めるような人はいませんが、ウミガメヤクザはいるので、ある程度困らないように周辺知識を調べても、そういった状況になるので共感していました。

クイズを出題やまとめて判明したことは人のクイズは解けないことでした。如何に解けるか考えてみると、全知全能になるしかないかなと思いますが現実的ではないので、現実的な話であれば自分はWikipediaからネタをリサーチしているので、Wikipediaを暗記するだけで勝てます。

冒頭の話に戻りますが昨年12月、ゆる言語学ラジオ非公式Advent Calendarの投稿されたものを読んで、再び機会があった場合に何が書けるかと思った時に、毎週アルキメデスを走らせればいいのかと腑に落ちて、誰でもない無名の年間企画は興味ないと思いますので、3分間クッキング方式で既に完了させて今回の投稿に至りました。

ゆる言語学ラジオ関連に限らず、何か書きたいけど書くものがないと思った時には何か1年間続けたことを書くといいかもしれません。

よければご参考ください。それでは、またいつか

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