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PS時代のFFを振り返る

お疲れ様です。ミスノです。
今回はPS時代の「ファイナルファンタジー」を振り返りたいと思います。

Pつまり「7」「8」「9」ですね。
FFが3Dポリゴンという表現手段を手に入れ、インタラクティブ要素だけではなく、映像作品としての評価も飛躍的に高まってきた頃。

転機となったのは、やはりPS初のFFである「7」だと思います。
2020年4月にはリメイク版のリリースが予定されており、いやがおうにも期待が高まりますが、「7」が起こした映像革命は、オリジナル版の時点で目を見張るものがあった。「7」の前と後では、RPGへの見方が大きく変わります。その後のRPGは、どうしてもFF7が基準になってしまうほどに。

RPG、ひいてはゲーム全体に求められるクオリティが大きく引きあがった瞬間だったのではないでしょうか。

スクウェア以外のメーカーがこれをどう捉えていたのかはわかりません。
ただ、「FF7」の登場によってプレッシャーを感じていたのは、外ならぬFFの開発者だったのでは、とも思うのです。
「FF7」以降に発売した作品が、「FF7」よりもしょぼい出来だったら正直笑えないわけですから。

キャラクターのインパクトも抜群でしたね。
クラウドなんかは、RPGの王道とも言える快活な少年というイメージを一新し、クールな青年という新たな主人公像を提示。相棒(?)・バレットとの対比も面白い。強さだけではなく、どうしようもなく弱い部分をさらけ出しているのも人間味を感じさせるところですね。

エアリスとティファという二人のヒロインも話題になりましたし、隠しキャラクター的な扱いだったユフィやヴィンセントもインパクトがありました。
後者2人なんかは、仲間になって当然と思っていましたから(笑)。



次回作の「FF8」は「FF7」に比べ賛否両論あったものの、映像表現に関しては、間違いなくさらに一歩進んだ作品だった。スコールとサイファーが戦う美麗なオープニングムービーは、まちがいなくゲーム史に残る映像だと思います。

「8」の場合は、ジャンクションやドローなど、個性的なシステムを多数搭載していたので、プレイヤーによって合う合わないが生じた。
ネットでネタにされがちなヒロインのリノアも、良くも悪くも個性的な性格だったので好みが分かれてしまったんですよね(笑)。

しかし、個人的には「8」は好きな作品です。何より、キャラクターがかっこいいというのは分かりやすい魅力でしたね。クラウドの路線をさらに突き詰めたスコールはもちろんですが、個人的にはライバルのサイファーがお気に入りです。
方向性は違えど、スコールと同じくらいぶっきらぼうで不器用。当時の僕は「ライバルキャラ属性」みたいな好みがあって、その影響で気に入ってたんだと思います。結局彼は仲間にならないんですが、一定期間だけパーティ参加するシーンがあって、その時にレベルを100まで上げた記憶がありますね。今思えば完全に自己満ですが……。

続く「9」はクリスタルをテーマにした原点回帰。「7」以前のFFを彷彿させる王道のファンタジー世界。キャラクターデザインも前作「8」で採用された8頭身ではなく、SDサイズへチェンジしています。
しかし、システム周りは相変わらずチャレンジャー精神を感じさせるFFらしいもの。アイテムを装備することで魔法やアビリティが使えるという斬新さ。

また黒魔導士のビビを始め、キャラクターがリアルな葛藤を抱えているのも、かわいらしいデザインとのギャップを感じました。個人的には、PS時代のFFでは「9」が一番好きかもしれません。

主人公のジタンをはじめ、キャラクターへの「共感度合い」が一番大きかったのが「9」だった。「7」や「8」のキャラクターが「憧れ」の対象だったのに対し、「9」のキャラクターは友人のような近さを感じる。1~6の初期FFが好きな方には特におススメできると思います。

さて、簡単に振り返ってきたPS時代のFFですが、いかがだったでしょうか。
この3タイトルはPS4やswitchなどの現行機種でリリースされているので、ぜひプレイしてみてください。




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