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【スペルスリンガー攻略】デッキ構築について ③ブレないプレイングをしよう!

さてさて今日も元気にスペルスリンガーしてますか?さんかくです!


前回、前々回と「デッキ構築」についての記事を書いてきましたが、今回は少し趣旨の違う記事となります。「どこがデッキ構築の話やねん!」と思われる方もいらっしゃると思いますが、プレイングも含めてのデッキ構築だと僕は考えているので、お付き合いいただければ……と思っています。では始めさせていただきます。


③ブレないプレイングをしよう!

さあ、コンセプトのあるデッキシナジーの多いデッキは作れましたか?
納得のいくデッキ構築が出来たなら、早速プレイしてみましょう。何度も何度もプレイしていると「もっとアタックの高いクリーチャーが必要だな」「確定除去が欲しいな」「このカードは要らないな」といった事も出てくると思います。そういった感覚を持てば、是非自分のデッキをブラッシュアップしてみましょう。(チームに入っているなら情報共有してみても良いかも知れませんね)



さて、プレイする上で最も大事なことがあります。



それはブレないプレイングをすることです!



折角コンセプトを持って作ったデッキなのに、プレイングがブレていては何の意味もありません。料理をするときに素材や道具だけ良い物を揃えて、調理自体を適当にしているようなものです。それでは美味しい料理は作れないですよね?つまりは良い勝率には繋がらないわけです。あなたがアグロ型のデッキを作ったならアグロ型のプレイングを心掛けましょう。ここで大事なのは、何度も何度も同じデッキでプレイすることです。その中でデッキに微調整を加えたりすることもありますが、とにかく試行回数を重ねることが重要となります。何度もプレイしていく内に、ここの場面ではコッチの動きの方が良いな、コッチでは盤面取った方が良いな、といった感覚を覚えるでしょう。その感覚を大事にしてください。それがあなたを勝利へと導きます。

では、例としてアグロ型のチャンドラでプレイしてみましょう。このデッキのコンセプトは、とにかくフェイスにアタックして相手のライフを削ることです。なので、相手のライフを削るというプレイングからブレないようにしましょう。


今回は⬇️のデッキを使ってプレイします。

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👇👇デッキコードです。

DV1H4sIAAAAAAAAE23PIRaAMAwDUM9p2nTdOo1BIHkgd/9boKAVcf/lRST7sZ3Xem5dAfnoMwgFjbBjEGoWCtGNUKwRepmTRCihhBBqByFi5AslVDgh3AhN5p/Oyhf7iu7WVwEAAA==

「先制の一撃」と「チャンドラの炎技」は変えたほうが良いとは思いますが、資産がそれほどない人向けのデッキとなっております。ご理解ください。


相手はアジャニ。こちらは先攻!まずはマリガンです。

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「ゴブリンの近道抜け」をキープするか迷うところです。
みなさんならどうしますか?

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僕は全部マリガン(入れ替え)しました。「ゴブリンの近道抜け」は最後まで悩みましたが、このカードは単体では意味のないカードだからです。それよりも1マナのクリーチャー……最低でも2マナクリーチャーが欲しいと考えました。

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マリガンした結果、最高の手札が来ました。「怒り狂うゴブリン」からの「カロニアの大牙獣」のムーブは約束されています。素晴らしい滑り出しとなりました。

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まずは「怒り狂うゴブリン」でアタックしました。2点削ることが出来て、相手の残りライフは22です。相手は「演習用自動機械」を召喚してきました。

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ここは「カロニアの大牙獣」を召喚。「怒り狂うゴブリン」では攻撃しません。何故なら「怒り狂うゴブリン」で攻撃しても「演習用自動機械」にブロックされて終わりだからです。0:1交換されては意味がありません。そもそも相手のライフに干渉出来ない動きをすることは、このデッキのコンセプトからズレます。なので、ここはターンエンドです。

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相手はもう1体「演習用自動機械」を並べた後にアタックしてきました。「カロニアの大牙獣」でブロックして0:1交換が出来ました。数的優位を取れたことは大きいです。相手のライフを削りやすくなりました。

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さあ、ここが分水嶺です!

このままアタックすると恐らく「カロニアの大牙獣」はブロックされます。つまり「怒り狂うゴブリン」のアタックは通るでしょう。相手に2点のダメージを与えますが、こちらには「怒り狂うゴブリン」しか残らない状況になります。

「ショック」2枚を「演習用自動機械」に打てば、6点のダメージを与えることが出来る上に、クリーチャーが2体とも残ります。

後者の動きの方が良さそうですが、ここで2枚の「ショック」を打ってしまって良いのでしょうか?

正直、どちらが正解かは分かりません。アグロ型のデッキというのは、一見簡単に見えて、最も難しいプレイングを強いてくるデッキなのです。僕のDTCGの師匠は「アグロ」をプレイすることを「暗闇のトンネルを全速力で突き抜けることだ」と表現していました。守備型のデッキ……コントロール型には毎回、一番良いとされる解答があって、それを選んでいくのが勝ち筋ですが、アグロは思い切りの良さやリソース管理、プレイヤーのヘルス管理、更には相手の除去や罠などの予想もしなければならないからです。

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ショック2枚を打つ決断をしました。相手のライフを出来る限り多く削るという選択肢を選んだのと、手札に4/4/5速攻持ちの「狂暴な雑種犬」があったからです。ここで何か盤面に干渉されても、このクリーチャーがあれば、まだ優位に戦えると判断しました。

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相手は「剣鍛冶」を召喚してきました。このクリーチャーの効果は「登場:鋭利な剣を1枚あなたの手札に加える」です。「鋭利な剣」は「味方クリーチャーに+2/+0する」という効果を持っています。ここは全員でアタックを選択しました。「怒り狂うゴブリン」がブロックされても、「カロニアの大牙獣」がブロックされても、かなりのダメージが通ります。

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相手は「怒り狂うゴブリン」をブロックする選択肢を選んできました。さあ、相手の残りライフは8点です。かなり優位ですが、こちらにはハンド(手札)がありません。ギリギリの勝負となってきました。

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相手は最終的に「茨角」を出してきました。このクリーチャーの効果は「味方クリーチャーに+3/+3する」です。数的優位を完全に取っていたので、もうどのクリーチャーがブロックされても相手は耐えることが出来ません。

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勝利することが出来ました。一見、完勝のように見えますが、運が味方してくれたお陰です。しかし、その運……つまりはどのカードを引けるかは、デッキ構築にかかっています。あなたがデッキ構築に真剣に向き合えば、カードはあなたに応えてくれるでしょう。

今回、僕のプレイングが完璧だったとは言えないですし、引きの良さも勝因の1つでした。何度も重ねて言いますが、試行回数をこなしましょう!プレイング中に手を止めて、他に違うプレイングがないか、ゆっくり考えてみると、また違った選択肢も生まれるはずです。

さて、今回の記事は如何だったでしょうか?次回は「メタを読み切ろう!」という記事を書く予定です。

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