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褪せない

もうすぐ4thシングルの活動が始まることを告げられてから2週間が経過した。期待を抱くと同時にあらゆる想いが駆け巡り考えてしまうことばかりではあるが、その前に1つ見つめ直しておこうと思う

3rdシングルの活動期間が終了し振り返ってみると、かなり濃いものがあった。「1st TOUR 2021」や「1st YEAR ANNIVERSARY LIVE」はもちろん、個人的に「SONGS OF TOKYO」でのパフォーマンスが印象に残っている

この3rdシングルが今までで1番多くの回数を重ねてパフォーマンスを魅せてくれたと思う。それと同時にメンバーへの想いが溢れてくるし、メンバーからも想いを受け取らせてくれる

メンバーのこと全てを知っている訳じゃないし知らないことの方が多い。それでも彼女たちのパフォーマンスをまた見たいとな思わせてくれるのには言葉を大事にしてくれてる上にしっかりと伝えてくれるから

今回のライブ、メンバー1人1人が前回行われたライブから全て繋がっていたようにも感じ取れた。だからこそ彼女たちの想いを尊重した上で書きたくて、上手くまとまらない自分もいたしメンバーからの言葉も待っていた



それでもだいぶ遅くなってしまったけど自分の中で納められたと思う





「櫻坂46 3rd Single BACKS LIVE!!」

2日間配信で見ました

2022年が始まって櫻坂最初のライブ、期待しかなかったし期待以上のものをそしてオリジナルのパフォーマンスよりも上回るパフォーマンスをまた魅せてくれたそして、グッと拳を握り締めるように熱くさせてくれた



「ソニア」、今回のパフォーマンスでしっかり確認出来たのが、間奏パートで3つのグループに別れる構成を初めて正面から見られたことだった。3つのグループに別れる直前に左右で移動があるんだけど(伝われ)移動後の振り付けが一瞬静止してからそれぞれのグループの存在を表してから細やかな動きから大きな動き方まであってしっかり音ハメしてるのがすごく良かった

このソニアという楽曲、本当にパフォーマンスを見る度に見方と感じ方を変えさせてくれる。センターを務めた小池美波さんは、「見えない相手からの色んな形での言葉の刃に気づいていて、届いていて、受け取っていて、苦しい気持ちもあるけれど、「それがなんだ」「自分らしくいて何が悪いのか」というスタイルにしたい。でもその中には怒りの気持ちもあって、見えない相手に理解して貰ったり、受け入れて貰えなくても、確実に直に想いは届いて欲しいという気持ちも込めて。自分が凄く言葉を気にしてしまうからこそ、同じ状況にある方、自分で自分を追い込んだり苦しめてしまう方に「自分は失わないで」と伝えたいという想いもあった。この曲中の大事な狂気的さは全然無かったかもしれないが一人でも多くの方の心に想いが届いていたら、勇気や希望になっていたら」という想いを言葉に変えてくれた

他の誰よりも楽曲に寄り添い、その場その時の空気を一気に変えてしまう、楽曲そのものを自身に取り入れることが出来る。他とは違く、彼女が魅せてくれるからこそ、そんな風に感じ取れることが出来た

彼女の存在はどの位置にいようとメンバー全員を包み込んでいる。それは今回のライブに限ったことではないしそんなのずっと前からあったのなんてとっくにわかっていたはずなのに何回でも気付かせてくれるし魅せてくれる



井上梨名さんセンターの「最終の地下鉄に乗って」、途中のMCで彼女がこの楽曲のセンターを選んだ理由を教えてくれた。前回の「BACKSLIVE!!」でのパフォーマンス後、自分のパフォーマンスに対する在り方を失う形になってしまったようで模索したと言っていた。その中で「最終の地下鉄に乗って」という楽曲にいきついたようだ。それは自分はこの系統の楽曲の方が合っているみたいな単なる理由での方向の変え方ではなかった。本人曰く、「挫折していた時期を支えてくれたから、次は自分が曲を通してファンの皆さんに寄り添いたい」とのことだった。そういうことを思えるからこそ、今回のパフォーマンスにその想いが出ていたんだと思う



上村莉菜さんセンターの「美しきNervous」、素晴らしかった。たぶん現時点での櫻坂のパフォーマンスの中で1番アイドルしてたと思う。全体でのパフォーマンスも映えるし1サビの全体でステージ上を回る振り付けと2サビで列ごとにジャンプする振り付けも良かった。もっと色々な角度からパフォーマンスを見てみたいなと思わせてくれた



尾関梨香さんセンターの「Buddies」、初センターのはずなのにどこか貫禄があって既に気付かされてた感じがした。とても良かった。少し間、グループから離れて見えてきたものは彼女にしかわからないけれどそれを今回のBuddiesでのパフォーマンスで魅せてくれたのだと思っている。いや魅せてくれた。なんかもう「やっと会えた」という想いばかりが溢れてくる。これがずっと見たかったんだと気づかせてくれた。本当にありがとう




関有美子さんセンターの「無言の宇宙」、各サビ終わりの振り視線と表情が良かった。彼女は優しく楽曲を届けてくれるし魅せてくれる。それも彼女自身の抱擁力が大きいからこそ自分の楽曲をよく解ってるしセンターというポジションだからこそ成し遂げることが出来るのだと思う。口数は少ないけれど彼女は内に秘めてる確かなものがある。それはブログでも受け取らせてくれたしパフォーマンスでも魅せてくれた




「Dead end」のセンターを務めた幸阪茉里乃さんと藤吉夏鈴さん、それぞれの「個」が出ていてすごく良かった。やっぱりサビ直前の息遣い演出が本当に素晴らしい。まずは幸阪茉里乃さん、彼女自身あまり多くは語らない人なんだけどその分抱え込んでいる想い全てをパフォーマンスに注ぎ込んで伝えてくれる。正直、どの楽曲のセンターを務めるか1番わからなかったのが彼女だった。前回の「BACKSLIVE!!」では違う系統の楽曲のセンターを担当したが故にそれだけ彼女自身にも選択肢があったしこちら側にも考えさせてくれる時間があった。恐らく自分自身に合うものを探り当てたのだと思う。明確な理由はわからないけれど今回パフォーマンスを見て解った気がした

そして藤吉夏鈴さん、圧巻だったとしか言えない。今回のライブの中で1番の衝撃が顕になっていたし彼女の楽曲に対する想いは確かに強かった。具体的にどこがとか、どの振り付けがとかそういった類の込め方ではなく最前線でパフォーマンスをしていた彼女だからこそなんだと思う。イントロが流れ始めたと同時にその場の空気を楽曲ごとかっさらってしまうほどのポテンシャルを魅せてくれた。素晴らしかったな




画面越しだけれどこの16人は身を削る程のパフォーマンスを確かに魅せてくれた。そして仲間のために涙を流したメンバーもいた。戦友と言えるほど深く刻まれたものを、自分のことよりも優先してくれた。それは1人の人間として、組織の人間として、共に腕を振るった者のための想いを言葉にしてくれた。誰かのその自信が確信に変わって欲しいという願いを込めて



この「BACKS LIVE!!」というものは去年行われた「1st TOUR」や「1st YEAR ANNIVERSARY LIVE」とはまた違くて、どこか片隅に求めていたライブに対する熱さを感じることが出来る。それは楽曲の歌詞そのものをメンバーがパフォーマンスとして生々しく伝えてぶつけてくれるからなんだと思う。言葉で伝わらないなら行動や態度でその想いを確実に示してくれる。決して言葉の刃に変えて振り回したりなんかしない。こちら側にどうすれば伝わるかを常に考えてくれる


彼女たちの想いは決して消えることはなく今も生き続けてるのは確かなことで。あんなにも熱いものを魅せてくれたんだよ、離れるに離れられない


こんなにも楽曲に寄り添いパフォーマンスをしてくれる彼女たちのことをこれからもずっと応援していくことなんてとっくに決めていたはずなのに何度でも気付かさせてくれる



もう揺らいだり無くしたりしないよね

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