皆そんなにやりたい事をしてるのか?
「で、お前はどうしたいの?」
某R社を象徴するフレーズとして有名なこの言葉。
どうしたいのか考え自分で意思決定していく。
そしてそれを必ず実現していく。
R社の力強さをよく表してると思います。
人生いろんな所でどうしようか?という壁にぶち当たると思います。
誰だってこうしたい!という意思はあるでしょう。
でも何かしらの理由で、のっぴきならない理由で、自分の意思とは違うほうへ身を振ることもあるでしょう。
それはおかしい事なのでしょうか?
例えばバリキャリ思考で東京で働いていた人が、実家からのヘルプで家業を手伝ってくれと言われたとき。
自分のキャリアを手放しても、家族のために活動したいと考えて田舎に帰ったとします。
そんな人に対して「それは必要なことなの?」「今じゃなきゃだめなの?」などと問うのは余計なお世話ではないか。
自分のキャリアとは離れてしまうとわかっていても、今しかないと思って動いたその本人の意志は、誰にも批判できるものではないでしょう。
夢を追っていても、夢破れたり、家庭の事情で追い続けることが難しくなったり、色んなパターンがあると思います。
なんで夢を追うことをやめたか?なんて聞くのは残酷じゃないか。
ましてや他人にそんなこと言われる筋合いはないしね。
皆そんなにやりたい事を、やりたい事だけを、やり続ける人生か?
やりたくない事でもやる必要がでてくることはあるし、生活のためにやらなきゃいけない時もある。
それを恥じることは絶対にない。
どうしたいのか、という意志があっても、それをやり遂げられないことはある。
それをやり遂げられた人は幸運だし、努力ももちろんしたと思う。
ただやり遂げられなかった人を批判する権利はない。努力してないと馬鹿にするのも見当違いだ。
何様のつもりだ、と言わんばかりの人がたまにいて辟易する。
なりたい者になれてなくても、何者かわからなくても。大丈夫だ。
五月病のきみたちへ。
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