デカい女も「可愛い」をやっていい

今更ながら、世のK-POPブームに参加しつつある私です。
(K-POPといえばBoAちゃんや東方神起以来だよなぁ、懐かしい)

例に漏れなくあれです、オーディションが公開されていたJYPのNiziプロジェクトでハマってしまいました。
最初は全然見ていなかったんですが、NiziUメンバーが確定されたあたりで、逆にどんな子が落ちたんだろ?と気になって見始めてしまった。(性格が悪い)
どこの世界でもそうだけど、オーディションで受かる子がいるということは、落ちる子もいるということで。受かった子はどんなスターなんだ?という疑問を埋めるために、落ちた子のことを知りたくなってしまうものだよ。ワトソンくん。



そして多くの注目を集めているのがそのプロデューサー、JYPことパク・ジニョン氏。
日本では「餅ゴリ」なんてあだ名がついていて、一瞬びっくりするのだが、Disっているわけではなく愛称らしい。本人も公認している。

オーディションといっても厳しい目で見ての評価ではなく、参加者のことをよく見て、良さを引き出している。
まだ若い彼女たちの良き指導者として、人格者であってほしいという願いを体現しているような存在だ。(言い過ぎか)
彼も若いときはヤンチャしてたそうだけど、今となっては本当、どこぞの教祖か?というくらい名言ばかり吐く。



そんな彼のプロデュースグループといえば、そう、TWICE。


近年のK-POPブームを牽引してきていたのは彼女たちだろう。
日本の女の子たちはTWICEになりたくて歌やダンスをしたりお化粧を頑張っていたと思う。TWICEタイアップの化粧品のなんと多かったことか。

もちろん2PMとか他にもたくさんのグループがいるのは知ってるけども、今ちょっと考えたいのは彼女たちについて。

前置きが長くなった。



韓国のガールズグループを見ていて驚くのは、そのスタイルだ。
平均身長が高く、健康的な体でパワフルなダンスを披露してくれる。
それを応援する声は野太いのに、全くアイドル感を感じないのだ。

この違和感が、日本との違いなのかな?と。

日本のアイドルといえば、身長160センチ以下くらいの華奢な女の子が多く、守ってあげたくなるようなイメージだった。
背が高い子もたまにいるけど少数派で、それだけで「デカい子」という見方をされる。
パフォーマンスとかではなくただただデカいデカいと言われるのはどんな気持ちになるだろう。
華奢な子のするぶりっこムーブを一緒にやろうもんなら笑われる、それが「デカい子」だ。



その点、韓国アイドルを見てると救われる。
TWICEももれなく平均身長が高く、中でもツウィちゃんは170センチあるそう。
日本人メンバーとして有名なモモちゃんサナちゃんミナちゃんも160以上だ。

そんな彼女たちがフリフリピンクの衣装を着たりして、可愛いダンスをしていたりすると、デカい女も「可愛い」をやっていいんだな、と思える。

それが許されて、男性からも応援されている状況を目の当たりにすると、とても救われる。

近年一般の女の子も発育が良く、背の高い子や骨太な子が増えた。
そんな女の子たちの憧れでもあり救いでもあるTWICEなら、人気が出るのも化粧品タイアップが多いのも頷ける。



他にもITZYとか、可愛いだけじゃない力強いメッセージ性を打ち出しているガールズグループもいて、不思議で興味津々。
韓国のお国柄を反映しているのか、今の世の中の動きなのか、よくよく調べてもいないのでわからないけども、私の知っている日本のアイドルとは違うなあと思う。

余談だけど、韓国に売り上げと取られてるなと思っているエンタメ業界の人は、そのへん見習うべきとこがあるんじゃなかろうか。

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