三羽 烏さん企画#ふぉれすとどわあふ「ビルの決断」

みすてぃ＠もう「#ふぉれすとどわあふ」タブ開きっぱなし。です。

自分で責任を取って繋げます。

こちらの
②ビルの決断
から、今までのコメント欄で拝見した構想も参考に。

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南極はまだ夏の白夜。
ところどころ雪が解けて黒い地肌も見えている。

「やあ、また会えたね。」
「かわいらしいポシェットじゃないか。」

「あ、森のお兄さん、どこに行ったのかと思ったらこんなところに来てたの？」
「そうなの、南極へ行くお守り代わりに。ってミユから。」
「クマさんからもらったアップリケを縫い込んだ手造りだって。」

（私に好きにならせておいて勝手にどこかへ消えたヤツ。）

「学校を卒業したのか。観測隊の助手かい？」

「ええ、そうよ。募集してたから一度来てみたかったの。」
「体力だけは自信があったから、それにあなたに鍛えられたし。」
「あなたはどうやってここへ来たの？」

「そればっかりは内緒さ！」
「でもまた会えたんだから喜んでくれるだろ？」

「勝手に消えておいて、なに一人で盛り上がってるのよ？」

「すまないすまない、こっちはこっちでちょっと野暮用でね。」

（さっき森で再会したばかりだなんて言えるかよ！）

「フランス・イタリア基地へでも行ってナンパでもするかな？」

「相変わらず。ったくー。調子いいんだからー。」

「俺にしたらバカンスみたいなもんだからね。ゆっくりさせてもらうよ。」

（君の姿は焼き付けておくよ。）

「今日は忙しいから明日辺りもう一度会いに来てよ。」

「時間があればな。約束はできない。」

「いつもそうなんだからあ！」

遠くから別の隊員が大声を出した。

「おい、マサコ！なにをイケメンとぺちゃくちゃやってんだよ。」
「どこの基地のやつだ？？？」
「早くこっちで船の荷下ろし手伝え！」

「わかりました。すぐに行きまーす。」

「じゃあまたね。明日、きっとよ！」

「わかった。そしたらその約束のしるしにそのクマのポシェット、俺に預からせてくれないか？！」

「いいけど。。。」

「明日必ず返す。」

（返すハズないじゃないか？これは君が持っているべきものじゃない。）

このあとビルは北極圏を目指す。（続く）

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次のテーマは
①ビルの運命
②クマさん星人「次の一手」（前話からひきつづき）
③一方ミユは？

でよろしくお願いします。

完結への締め切りは2月14日です。
なのにまだネタフリをしてしまいました。誰か繋げて！
新しいアイテムがどう転ぶかはわかりませんが？

こちらに参加しています。

フリになったでしょうか？＞歩行者ｂさん

ロマンチック路線は完結の模様です。

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ではまた。

みなさんにいいことがありますように。

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