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小説「大村前奏曲(プレリュード)」

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タイトルを変えました。旧マガジンは残していますが新たに加筆・修正、注釈を入れながら連載開始します。着地構想は見えていませんがライフワークとして進めていきます。
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#大村純忠

(1)1572年 序の序

小説「大村前奏曲(プレリュード)」序章 Vol.1 各話のマガジンはこちら 「御館様は生きとら…

(2)2020年 私のこと

小説「大村前奏曲(プレリュード)」序章 Vol.2 各話のマガジンはこちら  私の名は来見十三…

(3)2018年 上司のこと

小説「大村前奏曲(プレリュード)序章 Vol.3 各話のマガジンはこちら  この年の春、私は防…

(4)2021年 文が突然

小説「大村前奏曲(プレリュード)」序章 Vol.4 これまで、これからの各話のマガジンはこちら…

(5)1572年 三城館(さんじょうやかた)

小説「大村前奏曲(プレリュード)」序章 Vol.5 これまで、これからの各話のマガジンはこちら…

(6)2024年 地理

小説「大村前奏曲(プレリュード)」序章 Vol.6 (旧マガジンで第二章で書いたものを一部分先…

(7)2018年 資料分析班

小説「大村前奏曲(プレリュード)」序章 Vol.7 ※科学技術に関する内容はあくまでもフィクションです。 なんら現在の技術を否定するものではありません。 これまで、これからの各話のマガジンはこちらから  配属されて十日ほどしてからのこと。 「もうここの務めにも慣れて来たかね? んなはずないな。」 「仕事と言っても資料を見て時間をつぶしているだけですからね。何かの役に立つんですかね。」 「紙だけはたっぷりある。何でも気になったものは目を通しておきなさい。それで役に立たない

(10)1573年 多以良(たいら)

小説「大村前奏曲(プレリュード)」序章 Vol.10 これまで、これからの各話のマガジンはこち…

(11)2018年 長崎

小説「大村前奏曲(プレリュード)」序章 Vol.11 これまで、これからの各話のマガジンはこち…

(12)1581年 空の港

小説「大村前奏曲(プレリュード)」序章 Vol.12 これまで、これからの各話のマガジンはこち…

(13)1582年 中浦ジュリアン

小説「大村前奏曲(プレリュード)」序章 Vol.13 これまで、これからの各話のマガジンはこち…

(14)2021年 一国二城

小説「大村前奏曲(プレリュード)」序章 Vol.14 これまで、これからの各話のマガジンはこち…

(15)1586年 坂口館(やかた)

小説「大村前奏曲(プレリュード)」序章 Vol.15 これまで、これからの各話のマガジンはこち…

(16)2018年 イラスト

小説「大村前奏曲(プレリュード)」序章 Vol.16 これまで、これからの各話のマガジンはこちらから 「あさってにはいよいよ長崎だな。やっとの辞令だ。」 「はい、明日は休みをいただきますが当日午前中はご挨拶に寄れるかと。」 「寄らなくても良い。来たところで渡す花束も何もない。」  ジョークのつもりか。はたまた本音か。未だによく判らない。 「君は私の目的、とやらを知りたがっていたね。」 「お聞かせいただけるのでしょうか。」  一佐は一枚のコピー用紙を手に取り何やら走り書きを