アッバス・キアロスタミにすっかりのめりこんでしまう。キアロスタミにおける子供の役割について考えてみたいなどとも思う。映画の生みの親であるリュミエール兄弟もまた、子供の存在を最重視したといっていいほど重用した。イランの風景をあそこまでうつくしく執拗に丁寧に描写できるそのしたたかさ。
友だちのうちはどこ

セリーヌ、カフカ、アルトー、大家健三郎、そしてカフカとブランショのように。