ハンドアウトとカードに関して(マーダーミステリー)

マーダーミステリーにおいてハンドアウトに書かれている事とカードに書かれていることは絶対的に真実と言うのが大前提だと思います。

ですが過去にプレイ及びGMをした際に嘘が書かれていたと解釈されかねない事象を何回か経験したのでその辺の補足をしておきたいと思います。

⬜︎ハンドアウトの例
Aさん
 7/1の22時から7/2の6時まで自室でぐっすりと眠っていた。

Bさん
 7/2の1時にAさんがCホテルのロビーで寝ているのを見た。

どちらも正しいとすると一見矛盾に見えますが解釈次第で矛盾しなくなります。

例えばAさんが寝ている間にCホテルに運ばれてそこで放置された。それをBさんが目撃した。

その後起床前にAさんの自宅に戻された。
その最中は睡眠薬を飲まされ目を覚まさなかったためAさんはずっと自宅で寝ていたと思い込んだ。

こういった事例を考慮するとハンドアウトに書かれている事は、「少なくともその人物はそう認識していた」と考えると良いと思います。


⬜︎カードの例
Bの部屋にはノートがあり「Aの首を絞めて殺害した。凶器はロープである」と書かれている。
Bの筆跡で間違いない。
と記載があったとします。

しかし実際はBは犯人でないパターンです。

この場合はBは誰かに脅されこう書かされたとすると書かれた内容に嘘はなくなります。

つまりこの場合は「記述のあるノートがBの部屋にあり、Bが書いたのは事実」である。までが事実です。

Bが自供しているというのは読み手の解釈って事になります。


叙述トリックのような思い込みでのミスリードを狙う作品はたまにあるので念頭に入れておくと騙されてにくくなるかと思います。

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