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休めない人に捧ぐ弾丸海外旅行の勧め

「そんなに沢山休みなんて取れない。お金だってないし、海外旅行なんていよいよ行けないよ。」知人や友人に海外旅行を勧めると帰ってくる、定番のリアクションである。もちろん仕事の忙しさや休みの取りやすさ、軍資金の量は異なるのでその事情は深く掘り下げて聞かねばならないとは思うのだが、話を聞いていて常々感じるのは「はなから無理と決めつけている人の多さ」だ。

このコラムは実際短期旅行で使った金額と日数をお伝えし、再考して頂く一助になれば幸いだと思う。一つのnoteにまとめると大変読み応えのある長い文章になってしまうので、今回は実際私が使った日数と費用の実例を一つ紹介し、反応があるようなら次回以降に繋げたいと思う。

香港(1泊2日) 2017年2月

航空券
往路:香港エクスプレスUO625便
復路:香港エクスプレスUO622便
運賃:7190円 諸税:6570円
予約管理料:1360円 計15120円
ホテル
キングスホテル HK$573.75
(当時のレートでおよそ8300円ほど)
小遣い(土産込み)
およそ20000円
【総計】
43420円

UO625便は出発が6時20分(2018年5月現在では6時35分発)と早いので空港入りの方法の工夫が必要ではあるものの、現地着同日午前11時と到着日からかなり遊べる良便。ホテルにチェックインしたら、すぐにお昼を食べに飛び出そう。
香港エクスプレスは結構な頻度でセールを行っており、うまく乗れれば往路予約で復路10円などという度肝を抜くようなセールもしばしば行われるのでオススメできる。セールの告知はTwitterにて行われるので、フォローしておいて損はないだろう。
香港エキスプレス

復路は逆に現地滞在ギリギリの翌日午後18時15分発(2018年5月現在では18時05分発)で、夕食は空港で取ることになるが帰国日もギリギリまで遊べる。朝から飲茶にでかけ、ホテルに戻ってチェックアウトをして荷物を預けたら、土産物を買いに行ってもいいし、スターフェリーやあの独特の遅いトラムに乗って街を満喫してもいい。お昼をしっかり食べ、再び買い物をしたりアフタヌーンティーを楽しむなんてこともできる。あとはホテルに戻って荷物を受け取り、悠々と空港に向かうだけだ。

(↑旺角にあるお粥屋「妹記生滾粥品」の粉腸肉丸粥(34HK $)。豚のホルモン入りの中華粥。油篠も一緒に頼んで、浸して食べると美味しい!)

2日間しかないが、その2日間を最大限まで引き出せる(厳密にいうと仕事帰りにそのまま飛べるUO623便(1時00分羽田発)、翌朝帰国後職場に直行していいならUO624便(23時40分香港発)が最長になるが、これらの便は人気で高額になっていることが多いため、費用対効果で狙うなら先述の2便がオススメだ) にも関わらず2万を切る航空券代は中々ではないだろうか。
例えば東京-新大阪間を新幹線で往復するだけでも28900円もかかることから考えても、海外旅行に興味があるなら行かない手はないと私は思うのだが・・。


終わりに。
「海外旅行なんてただの贅沢でしょ?」と言われることもある。
事実行かなくてもなんら困ることは確かにないのだが、異国に実際に自分の足で赴き、その土地の人・空気・土地・食事。あらゆるものに触れた時に、自身の持っている固定概念や先入観が音を立てて崩れるあの経験を多くの人に味わってもらいたいと私は思っている。そのガラガラと崩れたモノの先に開ける景色を、是非一度見てもらいたい。

特にこれを読んでいるのは、タイトルの通り休みが取れないと方なのではないかと思う。休みが取れないと嘆くあたり、すでに相応の疲れやストレスが溜まってはち切れそうになっているのではないかと心配だ。この記事が何かのきっかけになってくれることを望む。

#弾丸旅行 #旅のノウハウ #香港 #海外旅行

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