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『すずめの歩行』

『すずめの歩行』

色んな鳥が身近にいますが、

スズメ程、可愛らしく身近で親しみ深い鳥も少ないですね。

2006年の私のブログからです。

『10/17/2006 20:00:00

TITLE: すずめの歩行

日曜日の朝早く、大濠公園のジョギングに出かけました。

相変わらず水は赤茶けて、澱んでおり、藻が伸びすぎたのか水面に漂っておりました。

昔のように臭いはありませんが、鯉などの魚類、鳥類に害は無いのでしょうか。

今年の長雨と猛暑の影響で塩分の濃度が上がり、

淡水プランクトンが大量発生したものらしい。

回復するには相当に時間と労力、費用を要するとの事。

今日はその事ではなく、

皆さん、すずめの歩き方ってつぶさに見られた事がありますか。

2本足をそろえてピョンピョンと飛んで歩いているんです。

ちなみに他の鳥は片足づつ、

つまり人間のように互い違いに歩く鳥もおれば、

或いはすずめのような歩き方をする鳥もいます。

両刀使いの歩き方をする鳥もいますが。

でもピョンピョン歩きだけをする鳥は少ない様に思われます。

すずめはこの歩き方しか出来ないんです、という事は大変体力を要する。

常に何かを食べてエネルギー補給が必要だし、

しかも長く飛び続ける事が出来ないんです。

昔こんな話がありました。

中国の毛沢東時代のこと、

すずめを害鳥と決め付けた毛沢東がすずめ退治を命じ農民の全てが太鼓や鐘を叩き、

木に止まるすきを与えない、

虫をついばむ事をさせなかった為にほとんどのすずめが死滅してしまった話。

その年は害虫が増え、

農作物に大変な被害が出、大凶作となったとの事。

小さな体でそんなに体力消耗の激しい歩き方をしなくても良さそうなものですが。

人間はピョンピョン歩きでなくて良かったですね。』

西日本ビジネス印刷株式会社

代表取締役会長 園田 慶一

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