東京出張決まったら読んで欲しいお土産小噺#1 why

さて、noteアカウント開設後すぐに、いきなり時短記事を書いてみた。

【時短】東京駅で。家族に。お土産買うならこんなとこ
https://note.mu/mister_chizza/n/nf2d442943abb

思っていたよりは読んでもらえたので、mixiで日記を読んでもらった時のような書くことに対する喜びが蘇る反面、見ず知らずの人間が書いたお土産のリスト。しかも写真無し。淡々と並ぶお菓子の名前。感想もない。で、これ見て載ってるお土産買う奴なんているのか?と書いた後に冷静になったこともあり、もう少し掘り下げて書いてみようというのが今回の趣旨である。

出張が決まった、、、!!

出張先で結果を出す。それがサラリーマンに課せられた使命。しかし、家に嫁子を待たせる私はサラリーマンであると同時に一家の主人としての務めを果たす義務がある。
「来週火曜日、東京出張になったわ」と妻に伝えたとして「大変、お仕事頑張ってね、いい結果が出るといいね」と言ってもらえることを期待したいたころだが、実際に言われることはほぼ無いし、いや新婚の時はそれは言ってもらえるかもしれないがそれも長くは続かないし、というかドラマの見過ぎだし、無言はないにしても「はーい」って言われることの方が多いし、そんなこんなで何も言われなくても「お土産期待してるよ」と言われたと捉えておいてまず間違いない。
出張の時忘れてはいけないものは携帯、exicカード、パソコン、クレカであって、替えのパンツなんかはユニクロかコンビニで買えばいいし、最悪3日くらい同じの履いておけばいいのであって、やはり何よりも一番忘れてはいけないものはお土産を買うことである。
このことを忘れないためにお土産を買い忘れた場合の家の様子を少しのぞいてみよう。

「ただいまー」
「おかえりー」
「いやー出張大変やったわーいきなりトラブってさ、もうほんま大変。しっかし大変やったわー」
「そうなんや、お疲れ様ー」

こうなると、以降の大変だった話は全く聞いてもらえない。一方お土産を買って帰るとこうなる。

「ただいまー」
「おかえりー」
「はい、お土産。日持ちせんし食べよ」
「わー美味しそう!食べよう!」
「いやー出張大変やったわーいきなりトラブってさ、もうほんま大変。しっかし大変やったわー」
「そうなんや、お疲れ様ー、おいしー」

とまぁこんな感じである。お土産を買うこと、そしてお土産が美味しいスイーツであることに意味があって、疲れた旦那の苦労話に興味などない。断言する。興味などない。機嫌がよければ相槌を打ってくれるかもしれないが、そんなことより美味しいスイーツをおいしいねーと言いながら食べて珈琲の香りを楽しむ方が良い。
子供がいるなら尚更だ。もし買い忘れたら「パパ、今日はお土産ないの?えー」と言ってそれ以降パパへの興味は無くなってしまう。ここで「素直で良い子に育ったもんだ」と思える強靭なメンタルをお持ちの漢の方はここでお引き取り願いたい。家庭での居場所を守るには、素晴らしい成果を上げてお給料が倍増するなら話は別だが、そんな一気に給料が上がる時代でもないし、とにかく良いお土産を持ち帰る他出来ることはない。

なぜこれ程お土産が期待されるのか

その理由を風が吹けば桶屋が儲かるスタイルでまとめておく。
女子はスイーツが大好き。子供もスイーツが大好き。スイーツは正義。近所のケーキ屋は美味しい店が限られるので、何回も行くことになるし、何回かいくとほぼ一回は食べたことになっちゃう。期間限定は目新しいけど、攻めすぎてあんまりな時あるから結局いつものタルトになっちゃう。飽きちゃう。そんな頃ヒルナンデスが美味しいスイーツの特集を定期開催。ヒルナンデスで特集されるスイーツは大体東京のものばかり。東京にはまだ見ぬ素晴らしいスイーツが沢山あると刷り込まれる。うちの旦那は東京行ったのになんで美味しいスイーツの1つや2つ買って来れないのかと感じるようになる。東京が実家のママ友は毎回オシャレで美味しいお土産くれるのになぜ毎回ごまたまご。なんかあるやろ、ヒルナンデスでやってたやつとか。ヒルナンデス見ろ、てかググれ。

とまぁそういうことです。次回は具体的にお土産を買うプロセスに踏み込む予定。

自分の経験したことを文章にしていくことで、誰かの役に立てたら嬉しいとか、ただ書くことが楽しいとか、そういう風に私はなりたい。