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ポエム帳

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酔っぱらったときに書きます。
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2017年6月の記事一覧

思い出になる前に

 午前零時が近づくたびに、私はいつもため息をつく。あわてて何かしようとするが、何もできた試しはない。ただ流されるように日を跨いで、そうしてまたひとつ思い出が増えるだけだ。
 今と思い出との境目はひどく曖昧で、群青色の日暮れ時。みたい。よいかわるいかにかかわらず、私はそのめまぐるしさにクラクラする。果たして人は思い出の前にさえ酩酊をするものらしい。
 たった今が少しずつ夜に溶け出して、思い出に変わり

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