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もがく


木の葉を見ていた

桜の葉が来春の花のために
身を夕暮れに紅く染めて
秋空にひとりその身をなげうつ

誰が見ているというのでもない
次世代の花咲くことの舞台裏を

時を跨いで生命が響く
はらり
来春に希望を託す
輝く瞬間の為だけに
今ここで
紅く舞う葉よ


僕は見ている

弱い自分は
木の葉の勇気すら無くて

泣いたのは糸が切れたように
せき止めていた
川のように流れ出す
我が涙は紅くもない

涙といっしょに
木の葉のようになりたい僕が流れた

考えられない速度で
流れた

そのまま流れていけばいいと
誰かに云われたかった

ただ流れていった

このまま花咲く街かどを
夢見て

ただ流れていった





驚くほどの弱さ
驚くほどの無能
驚くほどの、、
十人中の十番目、

そんな自分は流れて生きていく
どこにもたどり着かないけど
何一つ成してはいないけど
誰の役にもたってないと
嘆くばかりだけど


そのまま流れていけばいい、と
でも、川を流れる葉っぱにすらなれそうにない


この先はnoteの街。
看板に描いてある矢印
誰もがクリエイターか。。。

見つけたのは
勇気や希望を少しずつ

流れていく心を取り戻したい

どうやって生きていこうか?と
もがいてもがいて

noteの街はとても広くて果てしない
僕は迷う
道に迷いさまよい
行けども行けどもたどり着かずに
肩をおとしてとぼとぼ歩く

それでも
ところどころに街の灯りが
あたたかく
さみしい心を照らしてくれる

noteの街には
それぞれの家に
人が住むという

たくさんの物語が
街かどにあふれている

それだけで
ただ心がなごむ


だめでもいい
ただそこにいるだけで
じゅうぶんですと

扉を叩けばやさしく諭してくれる


noteの花咲く街かどで
あたたかい誰かのことばにそっと触れるたびに

僕はこんなにも涙してしまう


流れていけばいいと
思っていた心の中に
まだ志があれば
noteのあの花咲く街かどで
会いましょう。。。
そんなふうに励まされている


きっと取り戻せる
夢の続きを
あなたのあの日の青空も

いや、何一つ持たなくてもいい

noteの街かどを散歩するのだ


来春には若葉がnoteの街かどを
彩ることだろう

桜の咲くたもとには若葉が萌えて輝く

あの日の青空に散った紅い葉の
勇気を僕は思い出すのだろう


桜の紅葉の 散り逝く 故の美しさ


青空に描いていく飛行機雲



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