青い空

雲の上から下を見た

赤い点の争いが
人々の青い悲しみになる
広がる涙の青が散る

所々に緑の幸せ
それと知らず花の彩り
黄色い夏の声

雲の上は青い空
哀しみも楽しみもなく
それは在るがまま

白い雲は白でもなく
オレンジ色にグレィを重ねて
紫色の愁いが美しい

海に出るころには
夕日はすぐそこに
小さなものを包み込まんと燃えて
波にふるえていた

それも在るがまま

やがてくる
新しい時代に
若き風が吹いている

あなたの目指す大空は何色ですか。。

哀しみの色をぬりかえる
その翼には
決して折れない希望が宿る

しなやかな羽ばたきが
空をきる
滑空の美を魅せている

空を見上げて想う
雲の上からみた地上
争いも希望も
在るがままの色を映すだけ

しらさぎがお辞儀して翔ぶ朝に

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雲に乗り世界を見渡せたらいい

ときにそのような空想をしてみる

赤い熱を帯びた青い地球のすべてを

俯瞰してみると。。

何を感じて何を思うのだろう

。。。。。。

と

地球がいうのだろうか

八月六日に静かにご祈念しました