ウマ娘備忘録 FY2022 ライブラ杯 ハロウィンイベント速報版

FY2022.5月タウラス杯からサボり続けているチャンピオンズミーティング記事だけれど、最近筆がノっているところで環境トップクラスになるかもしれない育成ウマ娘がプレスされたので、勢いのままにレビューを投稿する。

[Dot-o'-Lantern] メイショウドトウ
[Dot-o'-Lantern] メイショウドトウ

彼女の名前はメイショウドトウ

[ブルー/レイジング] 衣装では残念ながらさまざまな条件的不利から活躍の場を逃していたが、ついに一線級の活躍を見せてくれるのだろうか。


見出しはアウトラインとして書いているのでTL; DR代わりにどうぞ

「ウマ娘 プリティーダービー」ぱかライブTV Vol.21、そのときトレーナーに電流走る

「ウマ娘 プリティーダービー」ぱかライブTV Vol.21
「ウマ娘 プリティーダービー」ぱかライブTV Vol.21

新衣装の画像は配信上からキャプチャさせて頂いた。

[Dot-o'-Lantern] メイショウドトウが恐らくグランドライブ環境の中長距離先行枠でTier1クラス

[Dot-o'-Lantern] メイショウドトウ カタログスペック
[Dot-o'-Lantern] メイショウドトウ カタログスペック

先行/中距離を重視した所持/覚醒スキルだけれど、とにかく粒がそろっている。

全体的に基礎ステータスが向上したタウラス杯以降、強いと言える育成ウマ娘の条件は以下の要素を持っているが今回のメイショウドトウはそれを複数有している。

  1. 終盤直前~入って直ぐでスパートできる (加速アップ)

  2. 終盤加速し切った勝負所でトップスピードの勝負ができる (速度アップ)

  3. 中盤で安定して位置を上げられる

複数とはつまり、この3つ全部だ。

中距離で比肩し得るのはそれこそ [キセキの白星] オグリキャップくらい

記事化できていないタウラス/キャンサーも含めて先行枠として常にオグリキャップに次ぐTier2として控えていた [tach-nology] アグネスタキオンだが、その強さは3角で発動するU=ma2に速度アップが付与されている事、中距離直線/コーナーが確定で獲得できる事が関係していると見ている。

[Dot-o'-Lantern] メイショウドトウも同じく両方保証持ちなのがまず心強い。

そして現行育成シナリオグランドライブにおいてイベントで上位スキルが獲得可能なありったけ、シナリオリンク対象のサポートカード [Q≠0] アグネスタキオンで上位スキルが獲得可能な攻めの姿勢と、金スキルそのままだと取得のためのSPが高くつくところをヒント本で節約しにいけるのがまた強い。

[Q≠0] アグネスタキオン
[Q≠0] アグネスタキオン

先に挙げた強いウマ娘の条件に対して、[キセキの白星] オグリキャップは固有スキルの発動位置をスリーセブンU=ma2などで調整して、実質終盤入りを早められるという点で満たしている。だが同時に、比肩し得る加速と終盤速度を両立する格上が育成できればそちらの方が強かったというのが自分の見解だ。

たとえばタウラス杯において [キセキの白星] オグリキャップは、ハナを切ってアングリング×スキーミングと紅焔ギア/LP1211-Mで加速を決め、最終直線のチャージ完了!全速前進!まで繋がった [オールタイム・フィーバー] アイネスフウジンを差し切れなかった。

ヴァルゴ杯でも、より前に出やすい [陰陽八卦☆開運衣] コパノリッキーは前列狙いや先行ならノンストップガール、逃げならアングリング×スキーミングから加速できれば勝機があった。

そこに来て [Dot-o'-Lantern] メイショウドトウ、なんと中距離以上ではほぼほぼ有効な最終直線速度+速度デバフの固有スキル持ちである。補正がグランドライブシナリオ適正のパワー/賢さに15/15とノンストップガールのために [ふるさと直送エール!] ユキノビジンを入れても賢さを高めやすい。発動位置が終盤ランダムとはいえ鍔迫り合いも保険に効く。スタミナに悩まされやすいグランドライブ環境で円弧のマエストロは安定感を高める。

必要な要素がほぼほぼ揃っている [Dot-o'-Lantern] メイショウドトウは中距離・先行枠Tier1の中でもトップに踊り出る可能性がある。

円弧のマエストロ持ちがシンプルに強く長距離でも戦えそう

円弧のマエストロが自前持ちの育成ウマ娘は [マーマリングストリーム] スーパークリークが1人目だけれど、単純にスタミナ偏重のウマ娘というアーキタイプがずっと向かい風だった。新環境におけるスーパークリークの評価はまた精査が必要だが、そう変わらなければ [Dot-o'-Lantern] メイショウドトウのスタミナ最低保証として強い。2つ目の回復スキルには先日のイベント配布で強力な [ユークロニア・アーキテクト] ビワハヤヒデからのVIP顔パスがピッタリだろう。

スタミナが基準を満たしたなら、[錦上・大判御輿] キタサンブラックリリースで逃げが強くなった長距離でも終盤加速がハマれば先行で戦える事はピスケス杯で [スペシャルドリーマー] スペシャルウィークが示している。

逃げの多頭選出で追込勢に対してバ身差をつけ、そこから微量でも最速に近い加速を先行が決めたら追込の迫る影 (直線一気) でもそうは交わせないという検証に基づいた作戦が功を奏してプラチナを冠した。アンストッパブルを含めた中盤の位置上げが決まれば、中距離同様にノンストップガール/鍔迫り合いからの終盤加速が効いてくる。

逃げ2先行1編成からのノンストップガール狙いが考えられる編成

基本筋はピスケス杯と同様で、現行では発動するなら最強クラスの終盤加速であるノンストップガールを狙うため、逃げウマ娘を2枚出しする。1枚目の逃げを発射台として2枚目の逃げを最終直線から固有スキルと決死の覚悟で追いかけたい。

前3枚の副次効果はアリエス杯で狙った通り、[キセキの白星] オグリキャップU=ma2不発。

どれだけ賢さを高めてもスキルの発動率が100%にはできない以上、上位を埋めて1つ条件外にできるかどうかは勝率に関わる。

2000~2400mにおける [キセキの白星] オグリキャップの牙城を崩せるか期待が高まる

芝/ダートを問わず、固有スキルが発動位置調整しやすい中距離の [キセキの白星] オグリキャップは昨年末から長らく覇権的な強さを誇っている。このメタゲームに手を加えられるかはPvPコンテンツに取り組むプレイヤーの重要な関心事だ。

グランドライブ環境の目玉に位置すると思われる [Dot-o'-Lantern] メイショウドトウ含め、新しい育成ウマ娘の登場や更なるバランス調整など、これからの展開に期待したい。

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