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くも膜下出血手術5日目『もどかしさ』

5日目ともなると、寝ている時間が減ってきた。


一番もどかしくて、もどかしくて

自分が元気だということを伝えられない。
自分で自由になる連絡手段が無い。
スマホが無い。
連絡ツールが無い。
仕事がデジタル関係のため、ネットが無い生活なんて考えたことが無かった。
子どもや母たちと、LINEができたらどれだけ安心するだろうと。
ちょうどお盆休みだったが、仕事の仲間ともやりとりができれば、それだけで仕事は進むのにと。

でもね、退院してからネットを検索していると、ICUにもスマホを持ち込んでLINEしているというブログに出会ったりした。病院によって違うのだろうか。

暇・・・の中、考えた2つのこと

鎮痛剤を上手く使うこともできるようになり、頭痛もだいぶ楽になってきた。もちろん、最初が10だったら、3ぐらいは痛い。
でも、そうなると、いろいろ考える…。

  1. なぜ、このようなことになったのか?

  2. 仕事の新しいアイデア

なぜ、このようなことになったのか?

私は、高血圧でもなければ、飲酒もそれほど、喫煙もしなければ、血縁者に脳の病気をした人はいない。どちらかというと、低血圧だ(上が夕方でも上が110程度)。
そんな私がなぜ、くも膜下出血になったのか?

思い浮かんだのは2つ
・ストレス
・生活を見直しなさいよーという警告?
・ちょっと止まりなさいよーという合図>
ま、これは入院中、考え続けるテーマとなります。

仕事の新しいアイデア

こんなに何もしない時間なんてないのだから、ちょっと考えてみよう!と、いろいろ考えていました。でもね、頭が痛いので、そこまで集中できないので、やめました。そのために、子どもたちにノートをもらったのですが、書いたのはまだまだあと。

暇そうにしている私を見が看護師さんが

「テレビ見ます?テレビカード買うの、息子さんに言いますか?」
と、アドバイスしてくれました。
「私から電話しますね。
 他に欲しいものはないですか?」

私からの注文は
・女性雑誌2冊(いつもは読まないけど…)
・フルーツ

看護師さんの配慮

「こんにちは、病院です。
 容体が悪くなったとかではないので、ご安心ください。
 お母さんが、欲しいものがあるとのことです…」

カーテンの向こうで電話をかけている看護師さんの声を聞きながら、そうかーと。家族は、病院から電話があるとドキドキするよね。。。と。
こんな風に言うのね・・と。

実際、あとから息子に聞くと、病院からの電話でドキドキしたと言っていました。

子どもたちも、手術翌日とその翌日しか見ていないので、「辛そうだから、お見舞いも間をあけようか」と言っていたようで、そんな中、「催促があるとは・・」と。

ほらね、、、自分でLINEで連絡ができれば、心配も減るのになぁと。

ちょうどお盆休みだったので、翌日月曜日に持ってきてくれるとのこと。有難いことです。

頭のホッチキス取りますね

頭の傷は、左耳の上からおでこの上を通って右側まで20㎝ほど。
なんと、傷口はホッチキスで止めてありました。
「ホッチキス取りますね~」と看護師さん。
※この日あたりだったと・・・あやふやな記憶です

ブチ、ブチ、ブチ
「大丈夫ですか~?」

だ、大丈夫ですが(;^_^A

ビックリですね。麻酔もなく、ブチブチ取りました。

つづく


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