選考用動画クオリティ向上プロジェクト

MAKで飛び出したサテライト構想

一昨日のMAK(みゆき←私、の頭を軽くする会)で提出用動画の撮影をもっと事務所を活用してもらえないか、何がネックになっているのかと問いかけたところ、事務所から遠いところに住んでいる人たち、事務所使用の時間に制限が多い、そもそもいつ使えるのかを聞くだけでもちょっと気が引けるなどの意見が出ました。なるほど。。。

事務所の使用可能時間を問い合わせなくても分かる工夫はできそうです。
スケジュールの共有はどこよりも得意な事務所ですから。
ただ、事務所が使えると分かってもリモートワーク中心のデスクスタッフや営業で外回り中心のマネージャーに撮影を手伝ってもらうのは気が引ける俳優もいると思うし、現実問題として事務所は使用できるけどスタッフが誰も立ち会えないってケースはあります。

でも動画は自分一人で撮るより、誰かに撮ってもらった方がいいと思うし、生活環境丸出しの動画だと、クライアントに提案する気になれないとキャスティングさんから言われけど、一人暮らしの環境で白バックで照明もあって誰かに撮ってもらうって事務所でしかできないやんか!!

レンタルスタジオ代を援助することはできないのか。

事務所に来なくてもレンタルスタジオなら環境を整えることはできる。スタッフが赴くことは難しいけど、俳優仲間に手伝ってもらうことはできる。
いや、もし、レンタルスタジオ代を援助するなら複数の俳優で使用することを条件にしたらいい。援助の上限も決めた方がいい。精算は?小口現金を用意しておいてスタッフのいる時に精算してもらえるようにする。この方向で調整してみようと言うことになりました!


トレーナー制度ってどう?



「誰と撮るかで動画の出来が変わるなら、上手い人と組みたいよね。スタッフなら任せられるんだけど。うちはレッスンじゃなくてセッションって呼んでるように『答え』を押し付けないで、俳優のアイデアを活かせるように導いてやれる人が撮ってくれるといいんだけどなぁ。これって撮る側にも学びや気づきがあるよね」

翌日、トレーナー制度はどうかとMAKから提案がありました。ミッシングピースは俳優がスタッフを兼任してる風土ですから、とても良い視点だと思いました。ただ、選考用動画は良いものを作れても再現性がないと現場で困るのは俳優自身ですから、再現性を担保できる、俳優自らのアイデアを活かした動画を作る、答えを押し付けない、否定しない、その辺の認識がないとトレーナーとして任せられないかもしれません。撮られる側は心理的には弱い立場だと思うので、撮影に同行しないで心理的安全性が保てているのかを確認するのも難しいかもしれません。

この辺りを解決すればとても良い制度になりそうな気がしますので、次回のMAKでブレストすることになりました。

つまりは新たに選考用動画クオリティ向上プロジェクトが立ち上がったってことですね。視覚化すること、言語化することで意識が変わります。意識が変われば見えてくるもの、聞こえてくるものが変わります。それは行動につながります。うふふ、選考用動画クオリティは向上すること間違いないです!!