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1年後の自分から話しかける。未来を確定させてみる。

久しぶりの投稿になります。怒涛の忙しさの3月4月、その一因の種々の俳優養成所卒業見込み生との面談を少しでも円滑に進めるために俳優事務所、ミッシングピースの特徴やミッションやビジョンをnoteに書き貯めました。面談予定者には是非、読ませてほしいと学校担当者に連絡。面談した方々は皆さん読んできてくださったので、面談は卒業見込み生の質問を中心に展開することができました!

が、一気に記事を投稿したことと
面談や”春の俳優総会”などを無事に終えることができた達成感の後、一気に訪れた軽い”燃え尽き症候群”的な気分から回復するのにゴールデンウィークのゆっくりした時間が必要でした。

noteと再び向き合うまでにこんなに時間が経ってしまいました。が、このnote充電期間に手に入れた様々な知恵や考え方や経験を想起しながら整理してnote化することにワクワクしています。

毎日書くこと、つまり習慣化することも大事ではありますが、時にコンフォートゾーンを超えて習慣に流されないことも大事ですね!

1年後の自分を想像する

1年前の自分を思い起こしてみて、今の自分を観察する・・・悪くないw

突然ですが、人間は複利を実感できないそうです。例えば新聞紙を100回折るとどこまで届くか、想像できそうなんですけど、実際には
>新聞紙の厚さ=0.1mmとして、100回折り重ねると126垓7650京6002兆kmの厚さになり、太陽系の半径は約1光年(9兆4600億km)だから余裕で新聞紙は太陽系突破(130億光年を突破してしまう)
のです。

例えば毎日0.01パーセント成長したら、年間で37.8パーセント成長することになります。<1.01の法則>逆に0.01パーセント劣化したら1年後に0.03になってしまいます。つまりほぼ無!<0.99の法則>
参照 鹿児島市立伊敷中学校ブログ

37.8パーセントの成長を実感できていませんが、体質、生活習慣など改善は沢山見えてるので、まぁ悪くないわけです。

ここで、皆さんに提案です。
毎日0.01パーセント成長するのは難しくないような気がしますよね。そしたら、先に1年後の自分を、つまり37.8パーセント成長してる自分の可能性がかなり信じられるような気がしませんか?

いや、ちょっと待ってくださいよ。例えば、私は毎日15キロ走ってますが、走る距離や速さには限界があるので毎日0.01パーセントの変化を起こすことも無理ですし、1年後に37.8パーセント、パフォーマンスが上がってることもあり得ません。

なので数字37.8パーセントって数字を意識しながらも、数字で成長を図るのは無駄ですねw

同じく外的要素が大きく影響するようなことに対して37.8パーセントアップする設定も実現不可能だと思います。例えば売上37.8パーセントアップとかですね。

数字で表現できない変化について、37.8パーセントの成長があると仮定して・・・ま、いいや。ともかく・・・です。1年後の今よりは随分と成長してる自分を想像することにします。

皆さんも想像してみてください。そして、その結果を得るために毎日、どんな0.01パーセントのことをするのか、を具体化してみます。

私は経営者として長いので、そして生来のプロデューサー気質と自負していますので、何かにつけ具体化するのが大好きです。クイズやゲームを攻略するような気持ちになります。あー、楽しい!


1年後の自分から話しかける


さて1年後の自分を想像したら、その子に命を与えてみます。
1年前の私は今の私を想像できませんでした。知りませんでした。でも今の私は1年前の私を知っています。語りかけることもできます。

これをずらしてみます。
1年後の私がそこにいて、その私が今の私に毎日、語りかけます。
「そんなことしてたら、1年後の私はいなくなっちゃうよ」
「今やっつけてくれたから、楽になったんだよねー」などと。

未来を想像するのではなく、未来から自分を見つめる。見守るのです。

「YORE TIME ユア・タイム 4063の科学データで導き出した、あなたの人生を変える最後の時間術」鈴木祐著

では予期(未来を予想する)と想起(過去を思い出す)という時間感覚を使って時間管理術を展開しています。
とても面白い本です。色々と参考になりました。何より、このところ”時間”というものの正体を掴もうとしていた私が説得力を持って一定の時間とは何かということを捉えることができました。

その予期と想起の考え方を少し展開させて、1年後の自分の方から今を想起させるって感じです。

なんとなく自分に優しくなれるような気がします。自分に寄り添った計画を立てて実行しようと工夫していきそうな気がします。

未来の自分に手紙を書いて何処かに埋めちゃうってタイムカプセルの逆です。未来が近くに感じられて素敵ですよ。

面談した人たちの1年後を想像する

あと1ヶ月もすれば、面談した方々からの返事が来ます。(ミッシングピースからの返事は既に学校にお伝えしています)
このブログにも書いたことですが、その学校を卒業した際には入所しなかった女優が、卒業時に所属した事務所を2年で辞めて、ミッシングピースに入って今では弊社の大黒柱になっています。彼女は回り道しなければ今に辿り着けなかったと言いますが、それでも回り道しなくて済むなら回り道しないほうがよかったと言います。

私が多くの方々と面談しているのは、回り道する人が減ってほしいからです。そのための一助となりたいからです。

結局、回り道する人がいても巡り巡って戻れる場所があることも伝えたいからです。

あと数年もすれば、私の伝えるスキルも上がり、ミッシングピースは更に実績を積み、説得力も増しているでしょうから、心ある人の回り道を懸念して面談する必要もなくなるかもしれません。そのような経営と運営を続け、そのような実績を作り、俳優からの信頼をもっともっと得ていくことが大切だよ、頑張りなさい。できるからと数年後の私は言っていますwww