四年越しの想い、叶う。

1月18日、Facebookのメッセンジャーに
「西田様
お世話になっております。
大変ご無沙汰しております。如何お過ごしでしょうか?

以前、〇〇の広告でご一緒させて頂きました。
もし覚えて下さっていたら嬉しいです。

そして、遅ればせながら、明けましておめでとうございます。素敵な一年になりますように心よりお祈り申し上げます。」
で始まるメッセージが届いていました。

4年前に私が手がけた広告のキャスティングで出演をお願いした女優からのメッセージでした。とても魅力的な人で、かつミッシングピースっぽいなと感じていました。スカウトしたい!ものの、キャスティングしてる他の事務所に所属してる女優を引き抜く不義理はしてはならないことなので、「想い」を伝えることはありませんでした。

Facebookを通じて活躍してるみたい、良かったねと思う反面、どの程度の活躍は想像がつきます。彼女の実力からして、そんなところで満足しないんだよと、PCの画面に声をかけていました。

ところで、私は1月15日に書いた「振り返って、改む」の中でお示ししたように去年から新人募集のためのプロジェクトに取り組んでいます。言葉にまとまり切ってないミッション「俳優たちがそれぞれの在り方で俳優業を営むために我が社ミッシングピースが結果を出す」に向き合うためです。

新人と言っても既にキャリアを持っている人で現状に満足できていない人との出会いも大いに期待しています。というのもミッシングピースでキャリアを立て直した大手事務所からの移籍組がたくさんいるから「再生」には自信があるからです。

すぐに彼女に電話番号をメッセージしました。15分後、翌日に会うことになりました。

2時間弱、話していたら、ナレーションレッスンに来た早瀬マミが事務所にやってきました。

私「あ、早瀬さん。お疲れ様です。早瀬さんっていつ、入ったんでしたっけ?」
早瀬「去年の10月です。」
私「そうそう、入ったばかりですよね。こちら、〇〇さん。多分ね、今日、入る人」
〇〇「いいんですか!そう、今日、今、ミッシングピースに入った〇〇です。よろしくお願いします」

ということで、仲間入りが決まりました。

4年越しの想いが叶った瞬間です。

「夢、思えば叶う」という言葉があります。どういう夢を持つか、大事だなぁとつくづく思うのです。