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9月ロケの映画のキャスティングを担当する。

何度かwith MYU(私の経営するキャスティングと映像製作会社)でお仕事をご一緒させていただいたプロデューサーと、私が本の出版をプロデュースした監督が作る映画のキャスティングを担当することになりました。

きっかけは新人募集企画の相談

ミッシングピース所属のきっかけは1、紹介 2、新国立劇場演劇研修所卒業生 3、ワタナベエンターテインメントカレッジ卒業生 4、with MYUが主催するワークショップ参加者 5、with MYUがキャスティングした俳優をスカウト 6、HPから に分けられます。コロナでwith MYUはワークショップを運営しなくなり、私が積極的に外でお酒を飲まなくなったことで紹介が減り、キャスティングした現場にも出向かなくなったので5のwith MYUキャスティング絡みが無くなり、新人との出会いが減っていました。

新人募集に広告費用をかけたところで、納得できる費用対効果が得られるのか。。。ってことがずっと疑問でした。費用はかかっていいのだけれど、他の事務所さんと同じように広告にかけるのではなく、独自のやり方はないかと、知り合いの映画監督を中心に相談していました。

中でも度々、お二人に相談していました。

映画のキャスト募集と称しながら実はスクールの募集という騙しのテクニックじゃなくて。。。でも、これまでに何度か映画のキャスト募集をしてきた私は映画のキャスト募集をするとフリーの人がエントリーしてくるのは分かっているし、映画のテイストや監督の魅力に惹かれて応募してくるので、方向性がある程度偏ってる人たちが応募してくることは分かっているので、お二人の映画のキャスト募集の枠にミッシングピースの俳優所属枠って設けてもらえないかなぁ。。。でもそれって、なんか紛らわしいよね、紛らわしいのは映画にはキズだよねとなり、この話は進められませんでした。。。が!

ミッシングピースのもう一つの課題、じっくり時間をかけて、私たちのことを分かってもらい、私たちもその人のことを演技や人となりを知った上で契約できないか、という課題には協力できるよと、言うことになりました。

つまり、お二人はワークショップ経験も結構あるので(そして、とても有意義で楽しい演技ワークショップを開催されてます)参加無料のワークショップを開催してお二人が特別講師としてアドバイスするのはどうだろうと、言うことになりました。

まだ、なんか欲しいな。。。

そのワークショップで映画の役に合う人が来たらもちろん、出演して貰えばいいと、言うことになりました。

まだ、なんかもっと欲しいな。。。(ガメツイ!)

新人は映像資料がないので選考に不利なことが多く、でも出演しないと映像資料は作れないから、なかなか選考に強くなれないので、新人の動画資料も一緒に作ってもらえないだろうか

とガメツイとは思いながら、言っちゃったら、いいですよ!ってなったのです。

それでもう大満足なんだけど、映画の企画とキャスト候補の書類を見させてもらったので私が感想を伝えると、プロデューサーが

キャスティングプロデューサーとして参加しません?

と提案されました。私、キャスティングが好きなんです。決まった時の喜び、ハマった時の快感、見つけた時の興奮。俳優プロダクションの経営では得られないビジネスのやりがいがあるのです。だからこそ、ミッシングピースの運営とごっちゃにならないように、ミッシングピースを第一優先にするために、with MYUを作ったのです(みゆきちゃんと一緒っていうふざけたネーミングです)

ただ、好きでも楽しくても、それだけでキャスティングを成功できるわけはありません。実は私には秘策があるのです。

キャスティングを手伝ってくださる強〜い味方

私が有名俳優、大手事務所と交渉する際、めちゃめちゃサポートしてくださる強〜いマネージャーさんがい流のです。7、8年前に大手事務所でチーフマネージャーだった時、働きすぎて倒れて、このままじゃ死んじゃう、何のために働いてるんだって思って独立されました。分かりにくいからマネージャーって名乗っていらっしゃいますが、これからはエージェント方式ですとのことで、エージェントとして有名俳優さんと何人か契約されています。

ミッシングピースの運営のこともいつも相談に乗ってくださって、何度もピンチを救ってくださってます。私は何もお返しできていないから申し訳ない気持ちでいっぱいなのですが、でもピンチになると頼るのです。

今回も早速、相談しました。そして、企画書の弱い部分を指摘していただきました。改善中です。キャスト候補のうちで扱いづらいから外した方がいい俳優情報(ブラックリストですね!)もいただきました。

来週には資料が整うで、いよいよキャスティング開始になる予定です。楽しみ!ドキドキでハラハラです。