コロナな夏の登山
さて!例年なら、そろそろ夏の登山の計画を終え、壮絶な長距離バスの予約戦争に参戦してる頃でないでしょうか。
私は、普段連休がとれないので2泊3日〜3泊4日程度必要な行程で北アルプス、南アルプス辺りを物色します。
基本的には、①取れる休みで最大限楽しめそうな憧れコースを選択して、②アクセス方法確認して、③コースの難所確認して、どこの山に行くか決めてます。
しかし、今年は例年とは違った観点からの夏山計画を立てないといけなそうです。
緊急事態宣言が解除されても不急不要の外出は控える現在ですが、7月中旬から都道府県をまたぐ人の移動が緩和され、8月1日からは都道府県をまたいだ移動が認められることになりそうです。(5/27現在)
つまり、今年の夏山を楽しめるのはは8月、9月となりそうです。。
(天気も高山草のお花畑も梅雨明けの7月後半が個人的に好みなんですが…泣)
登山に行くこと自体が、自分にも周りの方々にもコロナのリスクがあることを自覚して…
自分の楽しみも大切にしつつ、リスクを出来る限り減らせるよう出来ることはしたいと思います!
日数は、1泊2日。または同じ場所に2連泊で2泊3日。
1日の行動時間は、8時間程度。
(去年は、1泊2日で表銀座縦走なんてちょっとハードなこともしてましたが笑)
普段より安全なルートで、余裕のある計画。
上記のことを考慮して…
例えば双六小屋でテント泊とか行きたいですね🏕
2泊するなら、朝イチで双六岳に登ってあの丸い大地からのかっこいい槍ヶ岳の稜線を写真に撮ったりして、のんびりしたいですね✨
2年前も、3年前も雲に覆われて槍ヶ岳は見えなかったので↑泣
大好きな鷲羽岳もゆっくり眺めたいですし↓✨
例年なら夏の登山は遠出が増えますが、今年は遠くの山の楽しみは減らして、近場で沢登りなど挑戦して登山の幅を広げたいなとも思ってます。
行き先の選択肢は、今年は登山のライフラインでもある山小屋が開いてるかどうかがキーになりそうです。
山小屋の営業状況について、YAMAKEIさんのページ参照→ https://www.yamakei-online.com/journal/detail.php?id=5746
・北アルプスは7月末に開くところが多そうです。
・南アルプスは今シーズン休業が多そうです。北岳なら行けそうですが…
・八ヶ岳もメジャーなところがいくつ休業ですが、開いてるところも多いので行けそうです。
・小屋泊は完全予約制で、受け入れ人数を少なくする予定のようで、小屋利用の方は注意が必要です。そして、寝袋の用意も必要です。
コロナの状況によって変更がありそうなので、よく情報は追った方が良さそうですね。
そして、登山に行くと決めたら…
山の上でもマスクのエチケット常備!
アルコール除菌のウェットティッシュ常備!
自分の体調に敏感に!軽いうちから予定の中止や引き返す勇気も常備!!
その他、注意点は山岳医療救助機構の「登山再開に向けた知識」が参考になります。
また、雲ノ平山荘のホームのコロナ渦における登山の注意点が参考になります。 https://kumonodaira.com/information/article_20_covid-19-2.html
とても現実的で問題点が明確に書かれているため考えてさせられます。ぜひ、まだの方は読んでみてください。
我慢と募金だけでは、登山文化の衰退は免れません。
このコロナ状況下で、何が正しいのかまだ模索する段階です。
まだまだ本当に山に行けるのか不安ではありますが、行くためには事前に入念な情報収集と準備が必要です。
自分の登山が、出来る限り皆んなにとって大きな事故とならぬよう安全な登山を努めて、自分の人生と登山文化を充実させていきたいと思います。
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