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2年越しの挙式と "プロ" の仕事


プロフェッショナル って実はとても都合良いことばだって
思ってました。


というのも、少しずつ排泄ケアを人前で話すことが増えてから
たまに「排泄ケアのプロの〜 DASUケアの大関さんです」
と、紹介されることがあるからです。


「いえいえ、プロ、じゃあ ありません」


そう答えたくなるのは

自分がプロであったかなんて烏滸がましくて考えたくなかったり
 (もしくは思えていない)
死ぬ時までそれは分からないんだろうなと思ってるからで
なんだかもやもやしてたんです。


2年越しの挙式を終えた今、
そのもうひとつの理由に触れたポイントを盛大に書き留めておこうと
初noteをはじめます。



さてさて
“2年越し” なんて意味深に言ってるのは

 結婚式をしようと見学に行ってから
 実際に挙式をするまでに2年かかった。

というだけのこと。


ご想像の通り
世間がリアルで人に会う機会を極端に減らすことになる前
2018年から予約していた式場。

迷い考え込む隙もなく
単純に一年延期することにしていました。



大切な人に感謝を伝える式なのに不安にさせてどうするんだろう
と思うじりじりする気持ちとか
周りの人や世の中のいろんな意見ややりとりに揺さぶられながら
一旦は中止を決めました。


でも、プランナーさんからの「挙式だけでも」の言葉で
近い親族のみで挙式と
小さなお食事会をすることに落ち着いた、のです。


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2019年、2020年の結婚式は
きっと今まで考えたことのない範囲まで考えていた花嫁花婿ばかりでしょう。

これ、色々思うことはありますが
その諸々はおいといて 


今回は

 “プロ”のはなし。



そのヒントは
花嫁らしくあの場に立つためにやったことから見つかったのです。
いかにもいかにも、な この三つ。


・ネイル
・白無垢に包まれない部分(顔)のマッサージ
・ヘアメイク


普段、伸ばせない爪の長さを出し
口紅の赤に合うように赤い花を散りばめて
きれいに整えてもらった爪。

数年ぶりのネイルサロンは緊張しつつ
若いけれどディレクターの方のデザインが素敵で指名してお願いした
挙式3日前。

こんなにテンションが上がるか!?・・・というくらい
綺麗に整え、美しいなって思える爪に出会ったのも数年ぶりで

感動したのはその仕上がりの素敵さと共に
ネイリストの方の知識量と的確なアドバイスが

想像を超えていた、のです。


22歳くらい?の年齢からは想像つかない美的知識が嫌味なく披露され
気になってたけど買うまではいかなかったV3ファンデまで気持ちよく購入し
「きっと久しぶりのサロンだし、ふつうに綺麗になれば御の字」
くらいに思っていた私のちっさい心を飛び越して

一気に満ち足りた気分になりました。


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心動かされたのは
このネイルだけじゃなくて
フェイシャルの方、
ヘアメイクをお願いしていたceu名古屋さんからも

自分の期待をゆうに越える対応や技術を見せてもらったから。

きっと挙式をしなかったら出会えていない方々。

相手の期待を越える仕事ができるって
どれだけ相手の心を揺らすんだろうと実感できたことは
挙式をして良かったと思えた一つのことでした。


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だから、笑顔で舞台に立てた。




きっとこの感動レベルの印象を与えることができるのが

プロフェッショナル
だし、
そんな仕事ができたらきっと
たまらなくエネルギーが湧く。

そう、きっとそれが
仕事の中でガソリンになる。


相手の期待を越える、そんな視点で考えると
いつもの景色は変わって見えて
ちょっと疲れた時でも
力になるんじゃないかな。



そう、思うのです。





つづきます。




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