見出し画像

片付けられない人がしないこと

こんにちは。
ビバ☆エイジングで生きるオーバー50のkeicoです。


突然ですが、『整理整頓せいりせいとん』という言葉の意味を知っているでしょうか。

整理せいり』とは「るものとらないものを分け、らないものを捨てること」

整頓せいとん』とは、「必要なものをすぐ取り出せるよう、秩序ちつじょだてて配置すること」であって、

整理せいり』と『整頓せいとん』は、
まったく別の意味を持つふたつの言葉なのです。


私は子どもの頃から整頓は好きでしたが、整理は苦手でした。

私の母が片付けられない人で、お客さんが来ると
お客さんが入ってこない部屋にものを移動させる、
という一時凌ぎの状態を作り上げていました。

片付いている、というのとはまったく違うレベルです。

そのくせ本棚はいつもきれいになっていたのですが
父も母も読書が好きだったので、
そこだけは整頓されていたのかも知れません。


そんなわけで、私も整理が苦手でしたが、
整頓は好きだったので、部屋の模様替えはよくやっていました。
自分の決めたルールでモノを配置していく、というのが好きなのです。


私はホテルの部屋がとても好きなのですが、
部屋に入るとほとんどの場合、
着替えなどをクローゼットにしまったり、
自分が快適に部屋に使える準備を最初にします。

以前、とある女性ばかりのツアーでNYに行き、
停電騒ぎになったことがありました。

ホテルのロビーにとりあえず集合していましたが、
真っ暗な中で身を寄せ合うしかない状況で
1時間ほど経っても何も変わらず、
見通しも立たないので、私は部屋に戻ることにしました。

私がそう言うと他のメンバーも続きましたが、
暗い部屋に1人でいるのはイヤだと全員が言って、
メンバーの中で私の部屋が最も下の階だったこともあり、
6〜7名で私の部屋に集まることになりました。

スマホを懐中電灯代わりに、非常階段を登って
なんとか十何階だったかの私の部屋のあるフロアに到着。
廊下は最小限の非常灯の明かりがあり、
なんとか部屋まで戻りました。

電子制御の部屋のロックも無事に開きましたが、
部屋の中は真っ暗。

まずは懐中電灯を、と言って、メンバーの1人が
クローゼットを開けて探しましたが、
懐中電灯は見つかりませんでした。

多少目が慣れてくると、月明かりで
ベッドやソファの位置はわかるくらいになりました。
すると「なんでこんなに片付いているの?」と
誰かが言いました。

ホテルに到着したのは前日くらいでしたが、
私の部屋はチェックインした直後と変わらず、
整然と整った状態だったので、違和感があったようです。

更に、クローゼットの中に着替えが
きちんと並べられていたことで、
部屋を使っていないのではなく
私の部屋の使い方がキレイなのだ、と驚かれました。

結局、数時間後に電気が戻るまで、
ベッドの上やソファ、椅子に分かれて
6〜7名が点在し、落ち込まないような話をして凌ぎましたが、
部屋が散らかっていなくて本当によかったです。


ところで、なぜホテルの部屋が好きかというと、
旅が好きだからですね。

わざわざ旅に出かけても、観光はせずに部屋でのんびりする。
そういうスタイルの旅を20代の頃からよくしていました。

当たり前ですが、ホテルの部屋って整っていますよね。

私(お客様)が快適に過ごせるようにと、
客室係の方が整えてくれたのです。
嬉しいですよね。

その整った状態をキープしておいた方が
やはり快適に過ごせますよね。

つまり、最初からあまり散らかさないで使うのです。

そしてチェックアウトして帰る日、
部屋を出る際に私はいつも振り返って心の中でこう言います。
「お世話になりました、快適に過ごせました」


もちろん、片付けるのは客室係の方のお仕事。
「お金を払っているんだから当然!」という感じで
部屋を散らかしたままで帰る人もいるでしょう。

そういう人って、多分、片付けられない人です。
快適な状態がどんな状態かがわかっていないのですね。


最初からあまり散らかさない?
それってどうすればいいの?

と思われたかも知れませんが、答えはとてもシンプルです。

使い終わったらすぐに元の場所に戻す。
これだけ。


これ以上シンプルにしようがないですよね。
これを日常的にやっていたら整理する必要もありません

片付けられない人は、これをやっていないと思います。


ちなみに、私は多趣味なので持ち物も多く、
ミニマリストには到底慣れないと思っています。

でも、収納することが好きなので、
部屋の秩序はある程度保たれている方だと思います。

もしも、あなたが片付けられなくて悩んでいるようであれば
以下の項目をチェックしてみて下さい。


お部屋の中を見てみて、いくつ当てはまりますか?

□ 家具に統一感がない
□ もらったものが多い
□ 壊れたままのものを修理せずに使っている
□ 目につくところにお気に入りのものがない
□ 季節外れのものが置いてある

当てはまるものが多い人ほど、
部屋が片付いていないのではないでしょうか。

当てはまるものはないけど、部屋が散らかっている、
或いは片付けられないという方は、
もしかしたらメンタルに問題があるかも知れません

なぜなら、快適な状態がわからない、という状態は
不快な状態に慣れてしまっているため、
自分が不快だと感じていてもそれを変えられない
変えるだけの気力がない、ということだからです。


その場合は、部屋が散らかっているだけでなく、
仕事上や生活の中でも色々なことに共通して
自分の気持ちにそぐわないことを
受け入れてしまっている
、ということが考えられます。

□ 自分が我慢すればいいと思ってしまう
□ 言いたいことがあってもなかなか言い出せない
□ 何かする前からどうせダメだろうと思ってしまう
□ 自分のためにお金を使うことに罪悪感がある
□ やりたいことがあるのに周囲を気にして実行できない

一つでも当てはまった場合は、メンタル改善が必要です。

ただ、メンタル改善にはかなりの時間がかかりますよね。

ですので、

お金を払って誰か(プロの業者など)に片付けてもらう


のがオススメです。

そうでもしないと、多分、ずっと片付きませんよ。

それに、スッキリした部屋の方がメンタル改善も始めやすいですよね。


そういう私も、ダンボールだけは
月1でしか回収してもらえない地区に住んでいるため
1回出せないと2ヶ月分も溜め込んでしまうことになり、
先ほど約2ヶ月分のダンボールをまとめたところです。

来週の回収日に捨ててスッキリさせます。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?