高校生の息子と鹿児島知覧へ二人旅
おはようございます。今朝も勢いで書きます。
久しぶりに息子との二人旅へ行ってきた。私には娘と息子の2人の子供がいるが、二人とも10歳のときに、”10歳旅行”として、それぞれ二人で親子旅行をしている。
息子は17歳になったので、7人ぶりの親子二人での旅行。行き先は、鹿児島知覧~指宿~桜島へ。そのなかでも一番の目的は知覧にある”知覧特攻平和会館”と”冨屋旅館”。
私は10年ほど前に、会社の部下と仕事でお付き合いがある人と一緒に来たことがある。そのときが初めての知覧だった。そこで学校では教えてくれない歴史の事実を知り、強い衝撃をうけた。
そのときはすでに息子は生まれていたので、大きくなったら一緒にもう一度来ようと決めた。息子をここへ連れてくるのは、親としての責任だと思っていた。
そういうことで、かねてより念願だった息子との知覧行きが叶ったのだ。
2日間はおよそ以下のような過ごし方をした。
(一日目)
朝5時過ぎに大阪の自宅を出発
7時に神戸空港着
9時前に鹿児島空港着
空港でレンタカーを借りて知覧を目指す
ランチは知覧で見つけたお蕎麦やさんで
知覧特攻平和会館を見学
知覧武家屋敷を散策
指宿へ向け車を走らせる
指宿で砂むし温泉に入る
夕食は指宿で焼き肉
知覧へ戻り、夜9時に冨屋旅館でチェックイン
(二日目)
朝、冨屋旅館の近くを散策
朝8時に冨屋旅館で朝食
女将さんから特攻について様々な話をお聞きする
朝10時にチェックアウト鹿児島市内へ向け車を走らせる
お昼前に、ぢゃんぼ餅”平田屋”さんへ
その後、フェリーで桜島へ渡り、垂水の方まで走る
遅いランチは道の駅で海鮮丼
鹿児島市内から見るのとは反対側の桜島を見る
車で鹿児島市内まで走らせる
18時頃に鹿児島中央駅着
お土産を買い、ざぼんラーメンを食べる
18時40分鹿児島中央駅発のさくらに乗車
途中で阪神タイガースが勝利して日本一
23時前に新大阪着
23時過ぎに自宅着
あっという間の二日間だったが、濃厚な時間を過ごした。とてもいい息子との時間になった。
特攻平和会館の見学や冨屋旅館での女将さんからの話を聞き、息子が何を思い考えたのか、聞き出すようなことはしていない。息子なりに何かを感じているだろうと思う。それを、これからの生き方を考えるときに思い出すことになればいいと思っている。
特攻は多くの若い人が飛んでいき、家族を守るため、国を守るために亡くなられた。最年少の特攻兵は今の息子と同じ17歳。飛び立つ直前の写真を見たが、優しい表情で自然な笑顔で微笑んでいる。
あなたが一番大切におもう守りたいものは何ですか?
女将さんからふいに聞かれた。息子はウッと詰まっていた。
今も世界では戦争が起き、たくさんの命がなくなっている。それが戦争だと言えばそれまでだが、地球よりも重いと言われる一つ一つの命である。
すべての人には守りたい大切なものがある。お互いにそれを理解して、一人一人が大切にしているものを、お互いに大切にできれば戦争は起きない。
そのためにも、自分は何を守りたいのかをしっかりと考えておくことは大事。
守りたいものを大切にして今日もステキな一日に。
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