我が家のハチ騒動!
おはようございます。今朝も勢いで書きます!
3日前、自宅の勝手口に大量のハチが集まりだした。30~40匹くらいはいたと思う。それで、もう我が家は大騒ぎ。「巣を作られたんちゃうか」、「巣でも作られたら大変や!」「巣の除去って、できるんか!」すぐに除去しなければ大変なことになる、と大騒ぎ。
初めは何をしていいか分からず、蚊取り線香を近くでたくようなこともした。しばらくしてから見ると、少し減ったようだ。
ただ、減ったとは言え、完全にはいなくなっていない。また、しばらくするといなくなったハチが戻ってくるかもしれない。こんなふうに、あーでもない、こーでもないと大騒ぎをしていた。どうすれば除去ができるのかばかりを考えていた。
ただ、ふと、なぜ急にこんなところにハチが集まりだしたのかが気になり、Google先生に聞いていると、いくつかの原因が浮かんだ。
先日の台風で、暮らしていた巣が飛んでしまった。または、このハチたちはアシナガバチなのだが、スズメバチに襲われたのではないか説もあった。
スズメバチが、アシナガバチの巣を襲うことがあるようなのだ。それも、先日の台風で、スズメバチの巣が飛んでしまった場合、新たな巣を探して、アシナガバチの巣を奪うことがある。
急に集まってきて我が家に騒動を起こしたハチたちだが、このようなことを知ると、可哀そうに思うようになってきた。
何度か、ハチの様子を見にいくのだが、いつ見ても、ハチたちは体を寄せ合って、固まっている。時には、すべてのハチが同じ方向に体を向けて、まるで整列しているかのように、ぎゅっとつめて並んでいる。
なんか弱くて、可愛く思えるようになってきた。
ハチ退治用の撃退スプレーを買ってきたのだが、それを使えば殺してしまうようで、使えなくなっていた。
このハチたちは、何も悪いことはしていないのだ。台風で大変な目にあっているのかもしれない。そんなことを思うようになると、いよいよ撃退スプレーは使えなくなった。
木酢液も効果あり、とのことで、近くに置くようにした。
そうして、3日目になると、なんと一匹もいなくなった。Google先生も、しばらくするといなくなることがあるとあったが、確かにそうなった。
どこか、新しい巣が作れそうな場所が見つかったのか。そこで、みんな仲良く新しい生活が始められればいいなと思うようになった。
たった3日間だったが、いなくなると、ホッとするのと同時に、どうしているのかと気がかりに感じるようになった。
アシナガバチは、女王蜂は1年生きるようだが、働き蜂が生きるのは、たった1ケ月のようだ。その1ケ月は女王蜂を守るために生きる。そして、生き抜いた女王蜂が次の年に卵を産む。
今回のハチのなかにも、女王蜂がいたのだろうと思う。きっと女王蜂を守るために、みんなが集まって固まっていたのだ。
慌てて、除去スプレーをかけなくて良かった。
我が家のハチ騒動でした。
騒動にも慌てず落ち着いて、今日もステキな一日に。