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「本気になる」とは、どういうことなのかを考えてみた。

おはようございます。今朝も勢いで書きます!

「本気でやります!」、「もっと本気でやれよ!」といったように「本気」という言葉は使われる。意味を辞書で見てみると「まじめな気持ち、真剣な気持ち」とある。ふざけていたり、不真面目ではない気持ちが、本気ということのようだ。

「来年は今年以上に本気に仕事に取り組み、もっと成果を上げるようにします!」と聞かされた時に、「それって、具体的にどうすること?」と聞いてみる。あるいは、自分自身がそのように思っている時に、それは具体的にこれまでとは違って何をどうすること?と自問してみる。

「本気でやります!」と言っているときほど、何も具体的な行動がない。具体的な行動アイデアがないために、何も言えずに「本気でやります!」と言う。そんなことはないだろうか?

まずは、「何をやるのか」があり、そして、それを「どのようにやるのか」がある。そして、本気とは「どのようにやるのか?」の姿勢のことを言う。つまり、本気でやるという前に、何をやるのかがなければいけない。

なので、「本気でやります!」と聞かされたときは、「何を?」と聞き返す。その答えが具体的であればあるほど、本気度が分かる。単に「仕事を」など抽象的な答えであれば、言い逃れで言っているに過ぎないと思った方が良い。

また、思うのだが「本気になる」とは、本気になろうと思って、なるものだろうか?

本気になっている時は、そのようなことを考えることもなく、本気になっていて、それを振り返ったときに、「あの時は本気になっていたなぁ。」と思うものではないだろうか。本気とは、目指すものではなく、結果として感じるものではないだろうか。

では、本気になっている時はどのような時だろうか?

私の経験では仕事で本気になっているときというのは、強い危機感を持っていたときのように思う。その危機感が強ければ強いほど本気になっていた。上手くやるしかない、決めるしかない、成功させるしかない、業績を伸ばすしかないといった追い込まれた状況になったときほど、本気になっていたと思う。

ということは、本気になるためには、危機感を持つことが必要ということだ。自分自身が描く成りたい未来像に対してこのままではダメだと危機感を持つ。もっと稼がなければ自分が思い描く生活ができないと危機感を持つなど。どうなりたいかではなく、どうならなければいけないのかの考えが持てた時、危機感がでてくる。

そして、本気の姿勢がでてくる。

本気になりたいのであれば、危機感が必要。今の生活に満足しているようでは、本気にはならない。「これから自分自身はどうならなければヤバいのか?」を考えることが本気の姿勢につながる。

危機感を上手につかって、今日もステキな一日に。

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