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ピンチをチャンスにするマインドを教えてくれる言葉

おはようございます。今朝も勢いで書きます!

私が勤める経営コンサルテイング会社の創業者である舩井幸雄さんの生前の言葉に

経営でピンチに陥った人からご相談を受けた場合、私は「まず喜びなさい」とアドバイスしてきました。そもそもピンチといっても、普通はその人が乗り越えられないようなピンチは来ないものです。生きているうえで襲いかかってくるどんなピンチも、それらは自分の人生にとって必要、必然であると考えれば、ピンチこそ最大のチャンスとなります。 自分が成長するためのチャンスが与えられたことに対して心から「ありがたい」と思えたら、 そのピンチは乗り切れるものなのです。

がある。

舩井幸雄さん、あるいは船井総研からはたくさんの言葉を学んだが、そのなかに、「プラス発想」、「過去オール善」、「必要必然ベスト」がある。

これらの言葉は、過去に起きたことはどのようなことも、そのときに起きる必要があり、必然的で、ベストなタイミングで起きていると考えようという意味になる。

これまで私が経験したピンチは、会社を経営している経営者が経験するピンチと比べれば大したことはないと思う。そのために乗り切れてきたのか、それとも、このようなマインドを持つことを教えられていたので、乗り越えられてきたのか。私は目の前にピンチが来たときも、比較的、プラス発想で考えられる。

一昨年末に、父親が脳梗塞で突然に倒れたときのこと。それまで父が続けていた自営業の仕事を引き継がなければいけなくなった。ところが、私は父から仕事内容のことは何も聞いていなかった。関わるどころか、話しを聞くこともなかったので、まったく分からなかった。

しかも、父とはコミュニケーションがまったく取れなくなった。当時はコロナのため面会はできない。しかも、脳梗塞で倒れたので、電話でも話せない。教えて欲しいことがたくさんあるが、父から何も聞くことができない。

まずは状況を把握することから始めたが、父がそれまでお付き合いをしていた取引先やサポートしてもらっていた方などから色々と聞きながら進めていくしかなかった。

また、何か出来事が起きると、その対処の仕方が分からない。急ぎで対応をしなければいけないはずだが、どうすればいいかが分からない。そのようなときは聞けそうな人に、聞いて教えてもらいながら何とか進めた。

私には初めてのことばかりで、大変だった。

ただ、そのようなときも、必要以上に大変がることはなく、どこか初めての体験に楽しむような気持ちを持ちながら、一つづつ進めていた。このような対応ができたのは、「プラス発想」「過去オール善」「必要必然ベスト」といった言葉を知っていたからだ。

そして、今では、大変ではあったが、確かに、あのタイミングで起きたのは、起きるべくして起きたことだったのだと思えている。

それからは今も引き続き、私は父の代わりにその業務を続けている。それを、その仕事のことをよく知っている同業者の方に話すと感心される。「他に仕事を持ちながら、できることではないですよ。」、「慣れない仕事で嫌がる方がほとんどですよ。」と言われる。

そんなことを言われると私は心のなかで、「実際にやってみると、そんな大変なことでもないんだけどなぁ。やったことがないことには、多くの人は、そのような印象を抱くんだなぁ。」、あるいは「あのとき私はやらざるを得ない状況になったから、やれたのかもしれない。それはそれで良かった。新しい経験ができたのだから。」と思っている。

ピンチはチャンスになると信じて行動して、今日もステキな一日に。

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