胃カメラ、初体験。

おはようございます。今朝も勢いで書きます。

健康診断で初めて胃カメラ検査をした。これまではバリウム検査を続けていた。なんとなく以前から一度胃カメラ検査をしてみたいと思っていた。なんでも経験なので。

ただ、どうしても固形物である胃カメラを飲んで、お腹の中に入っていくというのが、どのような感覚なのかを想像するのが難しく決心できないでいた。特に、胃に違和感を感じることもないし。

しかし、自分のなかで胃カメラ検査に興味がわくというのは何かのサインかもしれない。「いつもはバリウム検査をしていたのですが、何となく胃カメラ検査をしたところ、〇〇〇が見つかりまして生体検査をしたところ、〇〇〇だったのです。まだ初期だったので助かりました。今思えば、あの時に胃カメラ検査をしようと思ったのは、何かのサインだったのだと思います。」このようなコメントをすることになるのかもしれない。こんなことまで想像していた。

さて、いよいよ胃カメラ検査をするとなったとき、まずは色々な説明を聞かされた。体調から始まり、飲んでいる薬や喫煙やお酒の習慣など、そして、これまでに胃カメラ検査の経験があるか？バリウム検査は何年続けているか？その結果はどうか？等々。色んなことを聞かれるので、ますます緊張が高まっていく。

そして、ピロリ菌検査の希望有無、それから生体検査についてなど。もし胃の中で異物のようなものが見つかれば、それを切除して検査するという。「うわ、切られるのか。」痛そうだなと思いながら聞いていた。「やはり慣れたバリウム検査にしておけば良かったかな。」と心のなかで少し後悔する。

それから隣の部屋へ移動し、ベッドに横たわる。横向きになって口が少し下に向くようにする。口の中にでてくる唾をそのまま下に流すためのようだ。口を開け続けるためのマウスピースのようなものを口に入れて、いざ始まる。

先生が目の前で胃カメラを手にした。その先はレインボーの光を発していて、目にあたるとまぶしい。こんなものが胃の中に入っていくのかと少し恐怖を覚える。口の中に入り、喉を通そうとするが、舌に力が入り、その侵入を防ごうと舌を上にあげてしまう。舌が反応してしまう。

意識的に舌の力を抜くようにしていると胃カメラが中に入っていったようだ。喉から食道を通過する感覚は分からなかった。胃の中に入ったとき、ゴロゴロとした固形物を感じた。胃に何かがあたっているように感じた。また、少し胸が痛いような感覚もあった。

胃カメラがお腹に入っている時は、「検査にはどれぐらいの時間がかかるのだろう」「いつ終わるのだろう」と思い続けていた。「しまった。それを聞いておけばよかった。」と反省していた。

と思っていたら、スッと先生がカメラを抜いた。結局、検査時間は５分もかかっていなように思う。バリウム検査と同じくらいか、それよりも短かったように感じる。

そして、すぐに先生から「何も問題ありません。超良好です。」と笑顔で言ってもらったときはホッとした。その時に先生の手には私の胃のなかを撮影した画像を持っていた。今、思えばそれをしっかり見ておけばよかった。まだ自分の胃の中を見たことはないので。そのことを今は少し後悔している。

結果、バリウム検査よりはラクかなと思っている。次も胃カメラ検査にしよう。

体を大切にして今日もステキな一日に。