生誕110年 香月泰男展 練馬区立美術館
2022年2月6日より、練馬区立美術館で香月泰男展が開催されます。
第1章 1931~49
逆光のなかのファンタジー
香月の修業時代、初期の叙情的絵画世界「逆光のなかのファンタジー」とよばれた時代、そして従軍とシベリア抑留を体験したことで自身の体験を描くため新たな表現を模索することになる時代の作品から構成されています。
第2章 1950~58
新たな造形を求めて
油彩画による日本的美意識表出のために日本画画材を使用しはじめ、後の画面構成へつながっていく作品で構成されています。
第3章 1959~68
シベリア・シリーズの画家
日常にふとよみがえる記憶を絵画化していくうちに一つのまとまりとなり、画集「シベリヤ」出版とその記念展でその一群がシリーズとして提示される作品で構成されています。
第4章 1969-74
新たな展開の予感
自身の置かれた状況を俯瞰し描いた作品を作り始め、モノクロームから色彩が戻りつつありその後の展開を予感させますが画家は突然亡くなることになりました。その晩年の作品で構成されています。
香月が使用していた絵の具箱
トートバックなどの展覧会グッズもあります
会期:2022年2月6日(日) ~ 3月27日(日)※途中展示替あり
前期:2月6日(日) ~ 3月6日(日)
後期:3月8日(火) ~ 3月27日(日)
休館日:月曜日
ただし、3月21日(月・祝)は開館、3月22日(火)は休館
開館時間:10:00~18:00 ※入館は17:30まで
※リピーター割引あり
https://www.neribun.or.jp/event/detail_m.cgi?id=202110291635493767
以下のイベントは中止となりました。
■「香月泰男とふるさと三隅」丸尾いと(香月泰男美術館 学芸員)
2022年2月6日(日)
■「香月泰男とわたし」野見山暁治(画家)
2022年2月26日(土)
画像はすべて許可を得て撮影したものです。
レビューとレポート第33号(2022年2月)