それは誰の軸

自分の軸を持ち続けることが大変だから
他人に委ねてしまった方が楽に生きられる。
しかし、これは軸を委ねた他人との関係が
順調にいっているときだけ上手に作用する。

一度、委ねた他人との関係に揺らぎが生じれば
どうなってしまうのか、簡単に想像できる。

委ねた軸にも揺らぎが生じる。
そんな事を何度も繰り返すうちに、
私は私を見失う。

して、厄介な事に、軸を委ねたいタイプであった私は
何度も揺らぎ自分自身を見失ってきたわけだ。
なんともあほらしいが、少し考えてみると
もっと厄介な事に気づく。

世の中には、委ねたいタイプの人間以外に
他人の軸を持ちたがるタイプも存在する可能性が
同時に考えられる。考えられてしまう。

本当に、なんとも厄介だ。