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夢日記2020/6/11

夢の中で私は病院のベッドに横たわっていた。
頭ひとつ動かすのも大変で、お見舞いにきてくれた人の方に寝返りを打つのも一苦労だった。
病室には家族や親戚が集まっていた。
相変わらず母と父はたいして心配する様子はなかったが、おばあちゃんと大叔母も来てくれていた。
おばあちゃんと大叔母は何故か宙に浮いていてみんなには見えないようだった。
大叔母は亡くなっているがおばあちゃんは物理的に来れないからか幽体出演なのか。
とにかく父と母にはむかつく感情はあるにしても、その空間自体が光ってて、何だかあったかくて、みんな笑顔で私を見つめていて、私、愛されてるなぁ〜と全身に熱い何かが込み上げてきた。それは涙として表れ止まらなくなって、私は泣きながら目覚めてしまった。
愛を感じた余韻に包まれながら起きてもまだ泣いていて、そのうち疲れてまた眠ってしまった。


二度寝の夢はホールのようなところでたくさんの人がいて、私はある占い師風の人と出会う。
よくわからない石を与えられて頭に当てるとなんかあったかい感じする?けどまぁよくわからないな、と思ってたらその占い師風の人が家に招待する、石をあげるわと言う。周りの人々にも後押しされて不審に思いながらもその人の家へとついていく。
外は暗かった。占い師風の人が小さな玄関から入る。その時に私に目配せをした。私はこの人が入って扉を閉めた後に、改めて扉を開けて入っていくのだなと悟り、頷いて占い師風の人が家に入っていくのを見届ける。玄関が閉まったのを見て玄関に近づこうとすると黒い影がすっと家から出ていくのが見え、私の目の前を通り過ぎ、玄関のすぐそばの塀沿いに立った。人ではない、実体も持たないもので、あまりよくないものだとわかる。顔は見えない。帽子を被っているシルエットだ。
私はすぐさま占い師の後を追わなければ、と思って玄関を開けるが、影も後ろをついて来ているのがわかる。
玄関を開けると左手に階段の下の窪んだスポットがあったのでそこにいったん隠れて過ぎ去るのを待つ。
影はこちらに気づいたようだ。やり過ごせないのがわかったので私はそのスポットから素早く飛び出して、階段を駆け上がる。後ろに影が近づいてきている。まだかまだかと必死に階段を上り切り、占い師風の人の居住空間であるリビングルームにたどり着く。影はここには入ってこれない。
占い師風の人は、悪いわね、助かったわ、まぁくつろいで頂戴、といった感じで私に飲み物の入ったマグカップを渡そうとしてくれる。

・・・・ところで目が覚めましたわ。



病室のシーンは、その時だけしか感じえない幸福感に包まれていたと思う。
今思い出しても何でそんな泣くほど感動してたのかさっぱりわからぬ。
夢であっても大叔母に会えたのは嬉しかった。
夢診断によると病院や病室の夢は、「休養」がキーワードのようで、おそらく最近体が何となく重くてすっきりしないなと思っていたので夢の中で入院してエネルギーチャージしてたのかなと思う。
おかげさまで今日は非常に調子がいい。ここ最近のダルさは消えた。


占い師風のんは影の存在が暗い雰囲気だったけれど、私には危害を加えられないことがわかっていたので全体として怖くはなかった。階段を駆け上がってゴール(部屋に辿りつく)した時は爽快感さえあった。
これまた夢診断で調べると影ってのは不安やストレスや悩みの象徴のようだ。
追われるとか逃げるってのはネガティブな意味が多いみたいだけども、私がピンときたものを挙げるならば、逃げ切れた場合は「やる気に溢れて動ける」「停滞していたものが流れ出す」といったところだろうか。
何にせよ逃げ切って、何か知らんが与えてくれると言う人の家にきちんと辿り着けたってのが重要。
でもその人の素性も何も知らないから辿り着いても警戒心は解かなかったんだけども。


辛くて泣き叫びながら起きたこともあるけれど、今日のように喜び泣きしながら起きたのは初めてだったのでびっくらでしたわ。
寝ている間には体だけでなく魂も休息してるってのがよーくわかりました。

夢って面白いなぁ。


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