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幸せは突然に

あ〜腰痛くなりそっ。昨日のエクササイズいつもと違うやつにしたからお尻や足の違う筋肉に効きすぎて張ってるわぁと思って腰痛予防に始めたヨガタイム、に、何の感が極まったのか涙、、、

ヨガしながらふと先週のことを思い出したのだ。姪とバイバイする駅までの道、姪は私とバイバイするのが悲しくて、離れたくなくて、抱っこしている私の首にしがみついて、涙を堪えていた。そのぽちゃっとした腕の汗ばんだ皮膚の感触を思い出していたのだ。そのバイバイする日の朝はおはぎを買いに行く時に超絶暑いのにおんぶ紐で体を密着させて背中に頭をもたれかけさせてた背中の暖かい感触も次いで思い出していた。私は姪を自分に重ねて子供の頃を思い出していたのかもしれない。

そして考えた。姪はどうして私のことを好いてくれてるのかな、私が好きだから好きなのかな、私はどうして姪のことを愛おしいと思うのかな、姪が好いてくれてるからかな、好きって何だろう、私は好きな人のこと、どうして好きなんだろう、と答えのない鶏卵ジレンマに。そしてそこから頭の中で高速で他の好きな人たちの顔も思い浮かんできて、何か心の底からこの人生に感謝していた。私が好きな人たち、私を好いてくれる人たち、袖触れ合った人たち、もう会わないかもしれない人たち、嫌いな人たちにも、全部全部に、私劇場のキャスト達に、急に猛烈に感謝の念が湧いていた。明日死ぬのか?いやいや私の寿命はまだなんだけど、とか思うくらいに痛烈に有難いって気持ちが溢れて涙となったみたいだ。

泣いたけど悲しいんじゃない、説明できない感情が溢れた時に涙は出るのかなって思う。そしてそれがやってくるのは突然なのだなぁ。目の前の出来事に反応してるんじゃなくて、心の中にいつもいろんなものを蓄えて映し出しているんだなぁと思う瞬間だった。

いろんなことあったし、これからもあるだろう、でもこんな幸せな涙流せるなんて私はなんて素敵な人生を送ってるんだろうと思える。

こんちきしょーなことだって後で思い返せば面白い物語の一部なんだな。

そしてやっぱり姪に抱きつかれる感触は何物にも変えがたい幸せの象徴だ。

抱きつかれてるのか、私が抱かれてるのか、

あぁ、抱き合ってるのかな。だから幸せなんね。

幸せは突然に、感じるものですね。いつでもご準備あそばせ。


ごきげんよう。


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