ガラスのコップ

昨日作ったはっさくの砂糖漬けを朝食に出そうと考えていたら、砂糖漬けのシロップを炭酸水で割ってジュースも作ろうとこれまた素敵な考えが浮かび、ワクワクしていた時ふと我に返った。
我が家にはガラスのコップがないのである。子供が小さかった頃に捨ててしまったとかいう訳ではなく、私のちょっとしたトラウマのため。コップを洗っている時にガラスが割れて何針か縫う怪我をしてから、ガラスのコップを洗うことが怖くなってしまい、ステンレス製のコップに切り替えたのだ。

基本的に映えなどは気にせず食器にはそれ程のこだわりを持っていなかった私だったが、はっさくのシロップで作るジュースは何故だろうか、ガラスのコップがよかったと思ってしまったのである。市販のジュースではなく、自分で作るジュースだから、コップにも拘りたくなったのかもしれない。透明なガラスのコップ越しに炭酸がシュワシュワしているようすであったり、少し入った果肉が沈んでいく様子を想像するだけで胸がときめく素敵な光景だと思った。

実際には現在家にはガラスのコップはなく、今日の朝はステンレス製のコップでジュースを作った訳だが、今度こそガラスのコップではっさくジュースを楽しみたいので、素敵なガラスのコップを探してみようと思う。