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鬼母ちゃん vol.4(トイトレ編)

3歳4ヶ月の次男のトイトレ(大きい方)で炸裂した鬼母ちゃんっぷりを書き記す。

次男のトイトレ歴

次男+2歳から保育園という環境にも関わらずトイトレの進みが遅かった次男。
もちろん、母親のやる気の無さ&保育園頼みだったのが大きな原因でもある。
この4月に引っ越しで転園した次男。
前の保育園では、オムツ+トレパンで園内でトレパンで過ごす…という感じで、「まだまだトレパン仲間もいるんで、焦らずやっていきましょー」という感じだった。
転園した保育園は…、園内では布オムツ!!の保育園。
3歳児クラスから入る次男。
もちろん、布オムツで小さい頃からこの園で過ごしてきた園児達は3歳児クラスならトイトレを卒業してる。

布オムツを今更買うのも…なので、トレパン対応をしてもらう事に。

最初の1週間は、失敗して濡れたトレパンやパジャマ、バスタオルを持ってきたものの、今ではほとんど失敗する事なく保育園で過ごしている。

新しい環境でただでさえストレスかかって頑張っている次男のストレスを一つでも減らしてあげたいと家でのトイレに連れて行く声掛けも転園をきっかけに多くなったのも事実。

無事にトイトレ(小さい方)は「卒業」できた次男。

それでも、多くのママ達も苦労しているであろう「大きい方のトイトレ」。

次男はなぜか昔から小出し派。(こんな流派あるのか知りませんが・・・)
腹筋が無さそうな感じもないし、便が硬すぎるわけでもない。
でも…小出し派。

1時間に5回オムツ替えをした事もある。
しかも夕飯時。
ご飯を食べている最中に、5回もおむつ交換で食事を中断され、部屋の中は臭い、爪には便がこびりつき、私の手はずっと臭い、臭いゴミがめちゃくちゃでる…

これは、角(つの)生えますよね?
めっちゃ、ふっとい、ながーい角が、下手したら4本くらい生えますよね??

次男が小出しする度に、母ちゃんは鬼化する。鬼殺隊も返り討ちにあわせられるくらい強い鬼になります。

土曜日のトイトレ

天気もイマイチで予定も入らなかった週末。
朝から「ウンチはトイレだよー」と言い、
何度かトイレに行くも出る気配なし。

いつもなら夕飯時にするけど、一応オムツではしてはいけないと思っているのか我慢してる様子。

お風呂に入り、食事をすませ、夜のかき氷タイムを終え、いざトイレ。

「お腹とお尻に力いれてごらーん」「オナラする時といっしょだよ~」と最初は猫なで声対応の私も、

次男のやる気のなさ、とりあえずこの場をしのげばいいや的な態度にどんどん母ちゃんの鬼化が始まった。

「今日ウンチでないとトイレからださないよ?」
「母ちゃんトイレのドア閉めてあっち行くよっ!!」
と脅し、それでも出ない(いや、ださない)次男。

母ちゃん、トイレのドアを閉める。
次男号泣。それでも出ない。
数分後、ドアを開けると泣いているのと眠いので目がうつろになっている。
さすがに今日は諦め、次男も疲れたのか瞬殺で眠りについた。

日曜日のトイトレ

物でつる作戦開始。

次男が大好きなトミカのハッピーセットがやっているという事で、ハッピーセット行くために頑張ってウンチをしよー!!と気分を盛り上げる。

ハッピーセットは買いに行きたい。でも、トイレでウンチはしたくない。

何度もトイレにいってまたがるけれど、おしっこだけしてハッピーセットを買いに行こうとする次男。

気づけば昼時。お腹もすいてきた。オムツでウンチはしないように!と念を押し、ハッピーセットを買いに行った。(母ちゃん折れるの早い?)

帰宅してからはズボンもオムツも履かせずに過ごすも…出ない。

「ちゃんとウンチださないとお腹爆発するよ?」と再度脅しにかかる。

攻防戦は続きまた夜を迎えた。次男もそろそろウンチは外に出したいはず。それでも、トイレでしようとしないまま寝室で絵本を読み終え、電気を消し、今日もダメだったか…明日から月曜日。またトイトレできない…と思いながら寝かしつけていた。

暗い寝室に「ウンチでる・・・」と次男の声。

絵本も読んで、電気消したあとの母ちゃんは閉店ガラガラです。閉店後の体を再度起き上がらせるのは生半可な事じゃない。

「もう、いいよ。どうせ出ないでしょ。寝てっ!!」と鬼母ちゃん。

「でも、でる・・・」と次男。

体にムチ打って起き上がりトイレに連れて行った。

・・・・・・出ました。ウンチ。やっと。

無事にウンチができた次男にウザイくらいの賞賛と頬ずりをし、記念ムービーを撮り、「明日もトイレでしようね」と約束し布団に戻った。

さっきまで褒めたたえられていた次男。覚醒してしまったのかなかなか寝付けず「明日から保育園なんだから早く寝なさい!!」と鬼母ちゃんの雷が落ちたのは言うまでもない。

私が鬼母ちゃんシリーズを続ける意味

子どもは何より大切な存在。そのためにママはこうであるべき…という情報が溢れている。
確かに、子どもの発育過程を色々な育児メソッドで知る事や、どう実践することがお互いにとってもプラスになるのかという事は大切だ。

子どもに対して言う事には一貫性を持とう。
子どもでも一人の人間だ。だから人格を尊重しよう。
こちらの都合を押し付けず見守るのが親のあり方だ。

わかる。ごもっともだ。

私自身、日々できる範囲で子供に寄り添おうとしている。

それでも、現実はどうだろう。
母親も人間だ。子どもを尊重する前に母親としての私の尊重はいずこ?

ママのリアルはきれいごとでは済まされない。
子どもだって母親の人間らしい姿を見て育つことで得ることがあるはずだ。

この鬼母ちゃんシリーズを見て、
「わかる!わかる!!」と共感してもらったり、
「わー・・・こんなひどい母親いるんだ。私って優しいママ。」って思ってもらえたりすればいいなと思う。

【追記】
どーなることかと思った月曜日。夕方次男から「ウンチでる」と自己申告され無事にトイレですることができた。
しかも、オムツの時は小出しだったのがトイレだと1回ででる…!!
母ちゃんの鬼化する原因が1つ減った記念すべき週末だった。




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