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信念を持ち、七尾で熱く生きる。

2月10日の御祓川大学の講座は『市民による「まちづくり」の哲学』第5回。
今回のゲストは株式会社おやゆびカンパニーの 小梶崇さんでした。

大阪出身ですが、現在はIターンをし、石川県七尾市に住んでいる小梶さん。
七尾市にあるスポーツクラブの経営やインストラクター、(株)おやゆびカンパニーでは地域おこし協力隊や何かをやりたい方の応援や伴走なども行われています。

そんな小梶さんは自身にとっての『哲学』の一つとしてこんな言葉をあげていました。

人間を目標に向かわせるパワーは、「自分はそれを達成できる」という信念から生まれます。
疑いや恐れは、その信念にとって最大の敵です。
ーーーJames Allen(1864-1912)

「あらゆることを信じて疑わないこと」
これはあまりにも難しくて、勇気がいることです。
自分だけの信念を固く持ち、その信念のもとに生きることは決して楽ではありません。

しかし、器械体操をやっていたという小梶さん。その演技中、不安だという気持ちが少しでも芽生えると絶対失敗してしまう、そんな競技だったそうです。

体操に限らず自分が何か行動しようとした時、自分の信念となるものに疑ってかかってしまうとそれはきっとうまくいかない、そうおっしゃっていました。

そんな熱い気持ちを語る一方で、信念を持とうにもやはりどこかで不安になってしまう私たちを支えてくれる言葉を、講義中何度も繰り返していたのも印象的でした。

みんな、ひとりじゃない。幸せになるために生まれてきた。

積極的に他人と関わろうとし、困ったことがあったらなんでも一緒に奮闘してくれそうな、そんな小梶さんの生き方の姿勢に、その言葉はとても表れていると感じます。

「好奇心」「感動」「圧勝」
「大好きです。今度は嘘じゃないっす。」(スラムダンクに出てくるセリフ)


自己紹介の中で「好きな言葉」としてこれらの言葉を並べていた小梶さん。
こんなにこの言葉たちが似合う男はいないだろうと心の底から思う、そんな回となりました。

次回はいよいよ最終回。
これまで同じ「まちづくり」という文脈で活動されている方たちをゲストに迎えお話をお聞きしてきましたが、こんなにも違うのか…と驚くほど「なぜ」まちづくりをするのかという部分にはそれぞれ異なる想いがありました。

最終回3月10日は、静岡県熱海でまちづくりに取り組まれている 株式会社machimori の 市来広一郎さん です。
詳細・お申し込みはこちらから↓

なお、ゼミ生になるとこれまでの講義のアーカイブを全て見ることができます。
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