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サンタさんは宅配業者

ここの所めっきり寒くなり、人肌も恋しくなってきた。友達との会話も25日の予定についてでもちきりである。

そう、今は12月の下旬、もういくつか寝るとクリスマスなのである。

若者カップルはまちへ繰り出し、手を繋いで、1枚の赤いマフラーを2人で巻いて、綺麗なイルミネーションを方を並べて眺める。そのまま近くのスイーツ屋さんでケーキなど買って、2人で聖なる夜を過ごす。

また、これができない恋人のいない人達、通称ぼっちは、自分はクリぼっちだと声高々に主張し、ぼっち仲間を集めてクリぼっち会という会を開いてリア充に負けじと大人数で聖なる夜を過ごす。


僕からすれば、クリスマスなんて太字にするようなことではないが、日本では、蛍光ペンまで使うほど強調してくる。

これは僕の偏見だが、クリスマスは恋人と過ごす日だと謳っているのは日本だけで、本場アメリカでは家族や友人で豪華な食卓を囲み、楽しく団欒する日であると思う。

つまり、恋人と過ごしているのは邪道で、クリぼっち会をしている人が正しいと思う。だが、クリぼっち会という名前には納得していない。クリぼっちを避ける会に変更して欲しい。


さぁ、今年はCOVID-19の影響で、東京のイルミネーションは20時頃には消灯し、オシャレなレストランも閉まっており、そもそも外出することすら白い目で見られるようになってしまったこの世界で、一体どんな新しいクリスマスの過ごし方が発明されるのか、楽しみである。


#クリスマスの過ごし方

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