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ダンバー数っていうコミュニティにぴったりな概念がありました!

こんにちは!みそです。
僕は今コミュニティマネージャーについて学びつつ、2つのコミュニティを運営しています。

そんな僕は最近ダンバー数という理論について学びました。
簡単にいうと、人がちゃんと仲良くできる人数についての概念です。
これをどうコミュニティ、またはコミュマネとして活かしていけるのか。
僕のアウトプットも兼ねて書いていきますね!


そもそもダンバー数とは?

イギリスの人類学者ロビン・ダンバーによって提唱された理論で、霊長類の脳の大きさと、集団の大きさとの相関を調べ、チームが機能する最大数は150人という数字を提唱しています。
ちゃんと仲良くできる人数はだいたい150人ということです。

ちゃんと仲良くできるというのはポイントの1つで、知人ではなく質の高い人間関係だと定義されています。
つまり空港で偶然会っても気まずくならない程度に関係が続いている人!
旅好きな僕にとって、とてもわかりやすい表現をしてくれたので助かりました。

ダンバー数は150人の中でも、関係の深さによって階層構造になっています。
もっと詳しく知りたければ、最後に参照を載せているので見てくださいね。

コミュニティ・コミュニティマネージャーにどう活かすか

ここまでダンバー数について説明してきましたが、ここからはこの理論がどんな影響を与えるか、どう活かしていくか考えていきます。

グループ分け

コミュニティに参加する方にとって、まず最初の壁は参加するときではないでしょうか。
少なくとも僕は、初めの1歩が1番緊張します。
なので振り返ってみると、早く馴染むことができるだけでいいコミュニティだと思っていた気がします。

ダンバー数の理論から考えると、小さいグループと、大きいグループの両方を作るとそのような状態が作れるのではないかと思います。
小さいグループを作れば、信頼関係が築きやすく積極的にお互いが関わる状態を作りやすいです。
また、助け合うような、仲間意識も生まれやすいのではないでしょうか。
しかしそれだけでは、仲の良いグループでしかなく、他のグループの方と空港で会えば気まずいままでしょう。

大きいグループを作れば、コミュニティに属している意識が強くなり、さらに異なる背景や専門性を持つ多くの人と、つながる機会が増えます。

一定期間でメンバーをシャッフルするようにすれば、効果はさらに高まると思います。
シャッフルすることで、コミュニティ全体の活気の維持と、メンバーが積極的に交流し続ける状態になります。

ここまでくれば空港で会っても気まずくならないですね!

活動と環境づくり

ここまでグループを作る、入れ替えることについて話してきましたが、イベントや活動を軸に分けても面白いかもしれません。
好きな地域で分け、それぞれ独自のイベントや活動を企画。
そのグループが大切にしたいことが現れたイベントなんてワクワクします!

また活動していくなかで、メンバーが動きたくなった時に動きやすい環境を作っておくのも大事だと思います。
最近、コミュニティは土を耕し、種を蒔き、水を与えて芽が出るのを待つという話を聞きました。

誰しも動きたいタイミングと、ゆっくりしたいタイミングがあると思います。
大人数だけの関わりだと動き出したいと思うきっかけが少なく、少人数だけだと周りとの温度差に居心地が悪くなってしまうこともあります。
両方あるからこそ、今の自分にちょうどいい居場所を作ることができますね。

両方のバランスを気をつけて、一人一人が自分らしく活動できるコミュニティを作っていけるようになりたいです。


参照

ダンバー数とは?友達の限界数は150人って本当?否定論や言説もあわせて解説

Dunbar’s number: why my theory that humans can only maintain 150 friendships has withstood 30 years of scrutiny


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