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本物の恋愛

「一緒にいないときのほうが、一緒にいる気がするんだよね。」

引用元を忘れてしまいました。小説でしたが。



「彼といたいと望むことで、もっとも学んだものといえば、それは孤独だった。

「最後の恋・キープ」


本物の恋愛ってどんな形なのでしょうか。

結局、恋愛は自立した者同士で行われるものなのでしょうか。

余談ですが、

「20代で得た知見」という流行りの自己啓発本。なぜか、私は16歳のとき、背伸びして読んでいました。そこにも確かありました。


「経済的に自立していない者同士の恋愛はただの茶番だ」


これを愚直に信じていたから、高校時代一度も恋人がいなかったのでしょうか。いや、モテなかった人間の、ただの言い訳ですね。


もちろん経済的な自立も大前提ですが、恋愛関係を結ぶ者同士、自己実現欲求に従う者であることも大前提だと思うのです。


マズローの五段階欲求説はみなさまご存じかと思います

マズローの5段階欲求説

一応、具体例を引用いたします。

「空腹を満たしたい(生理的欲求)」
「安全な場所に住みたい(安全欲求)」
「家族・友人と親しくありたい(社会的欲求)」
「仲間に自分の実力を認められたい(承認欲求)」
もう1つは「成長動機」です。

詳しくは下記ウェブサイトをご覧下さい。



これにのっとり、先の文章を理解してみるとします。


一緒にいないとき=自分自身にフォーカス
        =自己実現欲求

のほうが

一緒にいる気がする=相手も同様な位置・状態
         =自己実現欲求

つまりお互いが、自分自身に重きを置いて成長を目指して努力をするということ。お互いが自己実現欲求に従っている状態です。

一緒にいる気がする、というのは精神的な繋がりを表すもの。


一方で、

彼といたいと望むこと=社会的欲求

でもっとも学んだことといえば

それは孤独だった=社会的欲求不足の認識

つまり、次元的には前者よりも低次なんですよ。


だから何が言いたいかって言うと、前者みたいな恋愛こそ、目指すべきではないのでしょうか。


お互いが、パートナーとして、自己実現に向かって成長できること。


どこかで聞いたことあります。
この人と一緒に仕事をしたいと思う人と結婚しなさい

これもまた同じですね。

仕事という、自分自身の自己実現のために精神的パートナーとして必要だということなのでしょう。


とかいって、伝わっているのでしょうか?


恋愛で悩むなとはいいませんが、悩んでいる時点で低次にいるのではないか?

そりゃあ、彼氏の返信が遅くなって不安とか、浮気されてるかもとか、思いますが。思いますよ。けれどそれで一生悩んでいる暇はないぞってお話です。

相手はきっと自己実現欲求で手一杯なのだ、と考えるより他ありません。


それにしても、自分の恋愛軸に関して、マズローの図使って説明してくる人間、実際にいたら嫌ですねとても。恋愛こそ𝘍𝘦𝘦𝘭𝘪𝘯𝘨でするべきなのに。


まあ一丁前にこんなこと言ってますけど。
私だって、そんな恋愛したことなんてあるわけないですし、今はまだ、好きな人に依存していたい年頃なのよねっ!♡(⸝⸝ɞ̴̶̷ ·̮ ‹⸝⸝ᐡ)


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