ホロライブ海外勢の3D実装はあるのか?って話

先日、ホロライブはCH(中国)、ID(インドネシア)に続いてEN(英語圏)を発表した。

これで海外で活躍するタレントは14名(YouTube8名、bilibili6名)となった。

ホロライブの3D化の基準について

ホロライブでは一部のタレントを除いて、初期はLive2Dを使用して活動を行い、チャンネル登録者数が一定数を超えれば3D化されるという体制を取っていた。                              一期生からゲマズまでは登録者数3万人、三期生は登録者数5万人となっていたが、四期生からは明確な数字が発表されなくなった。        これは、既存タレントの活躍や広報活動によりホロライブというブランドが広く知れ渡った事によるデビュー時の注目度が変化したからであり、現在最速の3D化は白銀ノエルの約3ヶ月で、次点で白上フブキの約4ヶ月(モデル視聴者提供)である。四期生の3D発表は約半年であるが、これは新型コロナウイルスの影響でスタジオが使用出来なかった為と考えられ、実際はもう少し早い発表が出来たと考えている。                                                            また、 四期生5名全員のお披露目を毎週行うというハードスケジュールをこなしたところにこれまで培ってきた高い技術力を筆者は見た。

海外勢の3Dはあるのか?

さて、本題のホロライブ海外に3D実装はあるのかという問題だが、筆者は「十分にあり得る」と考えている。                  2020年9月現在、3D実装した海外メンバーは現れていない。しかし、YouTubeで活躍するID、ENのメンバー全員のチャンネル登録者数は10万人を超えており、特にデビュー直後から破竹の勢いで活躍するENには目を見張るモノがある。                         しかし、問題となるのは費用と設備である。一般にVtuberの3Dモデルは振れ幅はあるものの高いものだと製作費は100万円を超えるという話を聞く。他にもスタジオや3D配信用の設備や機材、それを運用スタッフが必要になる。当然、現地でスタジオを借り、スタッフを確保すのは調達費や維持費のコストを考えても採算が採れるとは言い難い。しかし、タレントを日本国内に呼んで3Dお披露目を行うことでその問題は解決すると考える。

海外からの渡航費、宿泊費、交通費は安く見積もって一人数十万程と考えて、更に3Dモデルの製作費を合わせれば数百万~一千万を超える可能性が高い。しかし、現在のカバー株式会社なら実現は不可能とは言い難いと思う。

3Dお披露目は高い注目度を集められ、スーパーチャット(スパチャ)などでの収益も見込める。                        また、3Dモデルは活動の幅を広げ、現地のイベントへ積極的に参加することができるため、これまで以上に海外の様々な才能に溢れる人材の目に留まる機会が増え、多くの人材が集まると思う。これはお金では買えない価値のあるものであり、ホロライブの海外戦略を更に広げていくモノだと考えている。

最後に

現状、ホロライブは様々な問題が明るみに出て、それを解決するために多くの努力をしている。新型コロナウイルスが終息する頃にはホロライブもまた問題を解決して、国内国外すべてのタレントが世界で更なる活躍する事を願っている。





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