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コテンラジオ第10話 アテネがスパルタに勝つ方法 気づいたこと

コテンラジオ第10話を聴いて、要点を抜き出し所感を述べます。


●ギリシアはどうすればよかったのか?

⇒成功の後、絶頂の後というのをどう治めていくかというのは歴史上非常に難しい。日露戦争の後の日本、開元の治の後の唐、足利義満の後の室町幕府。やはり放物線は落ちていくばかり。

●新陳代謝

⇒成功の後に新陳代謝を行うって本当難しいのではないか?深井さんの言うようにシステムに組み込まないと無理な話だよな。

●外的要因が政体のメリットとデメリットにマッチすればその国は続く

⇒ローマなんかそのメリットを生かせてる最たる例だな。ただ、膨張しきった後に衰退するが。。。でもローマは絶頂が3度あったんだからやはり異常としか言いようがない。

●外的要因

⇒島国って外的要因が少ないおかげで繫栄が続くというメリットあるけど、逆に国際感覚が失われるというデメリットがあるよね。。。と思ったけど、イギリスや台湾は国際感覚バリバリだし、日本だけだなその課題があるのは。

●生物と組織は一緒。自分たちで変革する仕組が大事

⇒本当だよね。よく仕事で成長が大事っていうけど、適応とか変革するって言葉に変えたほうがいいんじゃないかと思う。人間は成長なんてしない。

●今の日本は選挙という変革の仕組がある

⇒これって本当その通りで、よく自民がーアベガーと言うけど、本当にやばい独裁とかをしだしたならばそれをひきづり下すことはできるし、そもそも本当にやばいなら批判も出来ないわけで、世間で言われるほどやばい仕組とは思えない。やばいとしたら政治に無知すぎる我々と政治教育が薄い事。

●政体と進化論と身体は似ている

⇒樋口さんはすごいな。瞬発的にこういう気付きが出るとは。

●チーム結成当初のチーム崩壊

⇒こういう経験が深井さんに深みを作ってるんだろうな。

●ベンチャーのスキルセットとマインドセット

⇒この辺の考え、今の仕事のチーム運営にめちゃくちゃ役に立ってる

●クリエイトのスタートダッシュに必要なのは合理性よりエネルギーと推進力

⇒幕末でいうと吉田松陰 西郷隆盛あたりか

●次に必要なのは仕組化 必要なのは合理性 スタートダッシュとは別

⇒大久保利通、木戸孝允フェーズ

●次は維持 必要なのは運用力

⇒伊藤博文 井上薫 大隈重信フェーズ

●江戸幕府は上記の成功例

⇒推進:徳川家康 秀忠時代 仕組:家光 家綱時代 維持:綱吉~吉宗時代

●歴史を学ぶ上で倫理観を考えない

⇒ここは微妙に同意できない。現在の倫理観にあてはめないというのは分かるが、当時の倫理観や現在に繋がる普遍的な倫理観は考えていいんじゃないかと思う。

●仕組・政体は色々あるけど優れているかはマッチしているか

⇒絶対的なものはないということか

●年功序列や部下を大事にしないというのが良いとされる時代があった

⇒その中で生きている人達は本当に幸せだったのか?結果的にベターではあったのだろうが、よりベターなものはあったのではないか?

●時間軸の中で見て、やり方と世論、環境がマッチしているか

⇒相対的なものだよなー。ビジネスでも色々な仕組や手法がクローズアップされたり、開発されたりしているが、分解して単純化してみると過去に例を見ることはいくらでも出来るのかもしれない

●みんな違ってみんないい

⇒超名言!


●まとめ

再生時間は短いけど、かなり奥深い話で色々考えさせられる回だった。歴史の中にモデルケースはいくらでもあるわけで、新たなインプットをするばかりが仕事のためになるとは限らんなと自分の中では思った次第。


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