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コテンラジオ第18話 天皇と日本史 気づいたこと

コテンラジオ第18話を聴いて、要点を抜き出し所感を述べます。


●飛鳥~平安初期時代は天皇権力がそこそこあった時代 これ以降はない!

⇒天智天皇、天武天皇時代は殺伐としてて武力もある感あるよな。そもそも天皇家だって絶対武力で権力握ってきたわけだしね。なぜ、実質的な力がなくなったいったのか、調べてみたくなった

●摂関政治 最盛期は藤原道長

⇒いわゆる外戚か。中国では外戚の禍は特に漢代多い感が強い。西洋の場合は婚姻≒領地獲得合戦の手段だし、そもそも娘親が王の近くで侍ってるイメージないから外戚の禍って感じしないなー。日本も禍って程、悪いことしたわけではないのでセーフ。

●院政

⇒これは不思議。なぜ天皇を早めに辞めた人が権力を握るのか?天皇のうちに権力行使すればいいじゃないと思うんだけど、何でだろう?外戚が力を振るう大義名分をなくすためとかなのかな?

●武士の時代 天皇権威はあった

⇒天皇を殺すメリットがないから残していたというけど、天武天皇以降なのかな?天皇や公家を傷つけるとめっちゃ災いがくだるみたいな価値観が出来ていったのがでかいんだろうなとも思う。武士からすると別に殺してもいいだろうに殺さなかった理由はそういう価値観もあるような気がする。

●武士の興り 天皇の子孫で出世レースから外れた人達

⇒桓武平氏とか清和源氏とか有名だよね。むしろこの興り以外の説を知らない

●摂関家と上皇の争いに武士が助けてそこから武士権力が上がっていく

⇒八王の乱で異民族を使ったとかローマの戦争にゲルマン傭兵を使ったとかイスラム国家が傭兵にトルコ人を使ったとかと話が似てる気がする。結局力が欲しくて暴力的な集団に天の時を与えるとその人達が権力をのっとってしまうというのはよくある話。天の時、地の利、人の和

●朝廷権力の復活運動 承久の乱

⇒後の後醍醐天皇の時もそうだけど、どこに兵力があったんだろうか?

●戦国時代の実力社会 天皇へのリスペクトが薄い

⇒とはいうものの朝廷の役職の自称とか流行りまくったので、権威は普通にあったんだろうな。(織田上総守とか ちなみにこれは誤称で物笑いの種になった)

●江戸時代 戦国時代の延長でリスペクトが薄い

⇒禁中並びに公家諸法度だっけ?細かく縛り付けてたらしいですね。でも天皇を敬え、尊王しろという思想を世に出したのが徳川の身内の水戸家というのが皮肉だよなー

●明治時代 将軍の代わりに天皇を

⇒玉のすげ替え でも実質権力はない

●外人からすると天皇と将軍の関係性が分からなかった

⇒ローマ教皇と神聖ローマ皇帝とかカリフとスルタンとか結構似たような例はある気がするけどなー

●権威しかない天皇

⇒権威しかなくなった周王朝ももういいやっていって滅ぼされたのに、天皇家を滅ぼそうと思った人がいないのがは本当すごいな

●例えるなら創業者の会長

⇒たしかに

●武士の興りは諸説あり明確な説はない 宇宙から来たのでは?(樋口さん談)

⇒寄生獣!?

●昔の本には腐敗した政治を糺すために出来たのが武士と書かれていたがそれは嘘

⇒そんな説あるの?まったくイメージないなー

●強くなりたいという意識が武士にはあったのではないか?(樋口さん談)

⇒刃牙的発想!

●ローマ教皇と天皇は比較的近い

⇒途中まで一定の権力があったというところも共通しているかも


●まとめ

他の国のことを考えながら聴いていた。結構似たような事例があるものだなーと思ったりもしたが、天皇の特異性というものも改めて再認識した。天智天皇以降、臣下に殺されたり幽閉された天皇が(多分)いないというのは本当凄い事なんじゃないか?


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