コテンラジオ第17話 天皇っていつ生まれたの? 気づいたこと
コテンラジオ第17話を聴いて、要点を抜き出し所感を述べます。
●天皇が政治的権力を持っていた時代があまりない
⇒天武天皇に始まり天武天皇で終わるイメージが強い。いまいち飛鳥時代~平安時代の天皇がやっていた政治というのがよく分からない。官僚制度なのか?
●権力を持っていなかったからこそ現代まで天皇制が残っている
⇒皮肉というか奥が深い。君主権を強めるため、中国やイスラム、ヨーロッパの君主は様々な苦心を時代に合わせて行ってきて、最終的には君主がいなくなった。それを行わなかった結果残っているという因果関係が非常に面白い
●天皇御所には防備がない 倒すメリットがないからその発想がない
⇒知らなんだ… でも武家と争った天皇は鎌倉時代に3人くらいいるわけでその時代もそうだったんだろうか?
●王がいるところの防備がないとか他の国を見てもあり得ない
⇒そうなのかな?ヨーロッパの君主が常にガチガチの城にいるイメージも特にないけど
●祭祀を司る役目というのも他国から見て特殊
⇒ローマ皇帝とか最高神祇官も兼ねてし、イスラムの王は宗教的な権威も持ってたけど、現代って意味で特殊なのかな?
●神の子孫
⇒ギリシャとかローマとかこんなんばっかだったよなー。中国の周王朝の諸侯も黄帝の子孫とか堯舜の子孫とかいっぱいいるしね
●元々は豪族政権の代表者で持ち回りをしていた説がある
⇒これも知らなんだ。聖徳太子以前の歴史がわかる日は来ないのだろうか?
●日本は神と人の区別を作らない 八百万の神
⇒ふわっと
●先祖が神の王は昔からいたが、日本以外では現存していない 別の権威付けに変わっていった
⇒ヨーロッパ、中東は一神教の時代になったら、宗教権威を利用し始めたよな。中国は新たな権威を作った
●天皇は尊ぶべきものという何となくの雰囲気が漂っている感じ 緩い
⇒王様に感じるものってどこの国でもそうだんじゃないかな?何となく尊敬しているし、何となく人気ある。イギリスとかサウジとかもそうだって伝え聞くし。
●とは言うものの天皇が害されるみたいな時には日本人は守りたいと思ってしまう
⇒象徴を害されるのは嫌だわな。国旗燃やされて嫌な気分を持つんだから国家元首害されるなんてもっての外
●この放送の時は平成
⇒私は全くのノンポリだけど。現上皇陛下は本当立派な人だと思う。人格者過ぎて逆に人生損しすぎたんじゃないかと思ってしまう。
●他国の王と違うのは武力制圧したイメージではない
⇒八咫烏の先導で先住民族ぶっ殺しまくったイメージがあるが
●日本はルールとか法律よりも空気を重んじる 村社会
⇒何となくそんな空気は漂っているよね。ルールよりも忖度が優先されるというのは日常生活でもめっちゃ感じるし、自分自身そういう価値観持ってしまっているとも思う
●ルールをガッツリ守らせる必要がなかった 外的危機がない
⇒島国の特性かねー
●また他民族ではないからというのもある
⇒ヨーロッパ人は狭い地域の中で細かい違いで民族意識を持っている。日本だって地域によって特性はあるわけで、民族の考え方とか出来ていってもおかしくなかったと思うのだが、そうならなかった。それは何故なのだろうか?
●まとめ
他国との比較という話が色々出てきたが、案外歴史全体で見れば類似の存在は多い。ただその類似の存在って古代とか中世とかに集中しているのを考えると天皇というのはいかに古い価値観の元首かというのが分かってくる。
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