片和木

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コミティア126で頒布した漫画の販売をBOOTHにて開始しました https://ktwg31.booth.pm/items/1109626

    • 堪え難い寒さとおばけ

      • 4コマ ピザのおばけ「じゃんけん」

        • 捨てメロンパンを拾った話

          捨てメロンパンを拾った。 冷たい小雨の降る夜、ダンボールの中で震えていたのを拾ったのだ。 なにぶん今までパンの類を飼ったことがなかったため、ちゃんと飼育できるのか心配だったが、調べてみると、そう難しくもなさそうだった。 1日に数回、ぬるい牛乳を与えるだけで良いらしい。 鳴き声は、空気が抜けるような「キュー」という音を、たまに発する程度。焼きたてには程遠いが、いい匂いもする。 その飼いやすさから、世の中には、「ペットは不可だが例外的にパン類は可」という物件もあるようだ。

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        記事

          コミティア126に参加します

          2018年11月25日に東京ビッグサイトで開催されるコミティア126にサークル「ねみみみみず」で参加します。 片和木はピザのおばけの漫画、ふねこあみはストローの袋のゴミの図鑑を頒布します。興味がありましたらお越しください。スペース番号は「し32b」です。 お品書き 以下は新刊の試し読みになります。 ストローの袋のゴミのかたち図鑑(ふねこあみ) 新生活はピザのおばけとともに(片和木) ピザのおばけ漫画は、後日通販やダウンロード販売なども予定しています。

          コミティア126に参加します

          お手元におてもと

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          野菜の声が聞こえる男

          俺はかつてあがり症だった。 大人数の前でプレゼンなどしようものなら、もう何を喋っているのかも分からないような有様だった。 そのあまりの緊張ぶりを見かねた上司は俺にアドバイスをくれた。 「聴衆を野菜だと思えばいい」と。 上司のアドバイスのおかげで、俺はほとんど緊張しなくなった。 業績も上がったし、給料も上がった。 しかし、ひとつだけ困ったことがあった。 野菜が話しかけてくるようになったのだ。 最初はたまに話しかけてくる程度だったが、ここ最近はひっきりなしである。 ついに

          野菜の声が聞こえる男

          人工知能と電話番

          これは今よりも未来の話。 大手企業であるスギヤマカンパニーでは、フリーダイヤルの電話対応に人工知能を使用することが決まった。 フリーダイヤルでかけてくるような客にはろくでもない者が混じっており、オペレーターの心身を酷く損耗させる。そこで着目したのが人工知能であった。 フリーダイヤルの対応は人工知能に任せ、有料回線の対応はオペレーターに任せる。実際、オペレーターからの評判は上々で、社員の負担軽減としては効果的と言えた。 ある日、電話対応をしていた人工知能が、ぽつりと言った

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