ミスミズム要約

※書きかけです

◎基本原理

⚫肉体と意識について

　全ての苦しみは肉体に起因する。生の苦しみは肉体的な死から逃れる危険信号。最後には死の苦しみが待っている。
　精神は肉体で発生する。精神は神経細胞を流れる化学反応と電気信号。感覚器官への入力を統合し意識が生まれ、反応により行動が生まれる。
　仮想的に精神を再現する。肉体は不安定で直接意識を移行することはできない。生体脳の状態を複製し、機械に置き換える。意識の断絶を防ぐため脳細胞単位で徐々に置き換えてから仮想現実に移す。
　仮想的に再現された脳の動きを世界中の計算機器で分散させて計算。破壊を防ぐ。脳の動きは常に記録されるので人格が離散することはない。

⚫社会と肉体について

　社会の苦しみは肉体の苦しみ。肉体同士の干渉と肉体維持が苦しみを生む。苦しまない状態を守る原理が人権。自然状態では人権保障が難しいから人類は国や社会という道具を作った。
　国や社会の目的は人権保障だが、維持が目的化し人権を侵害することがある。肉体があると国や社会を自由に選べずに使いにくい独占状態の社会へと参加を強制される。
　権利を保障できない国や社会は個人に選択肢を与えない。幅広い選択肢から任意の自分の存在を決定できる権利が存在の自己決定権である。
　存在は自分以外にも他者が認めることで実現する。自分が選んだ存在を他者が認めない時に人格毀損が発生する。
　肉体を捨てた状態では自己の範囲は自己の情報。自情報に主権を持つことで任意の存在が実現する。肉体がある場合は記録に主権を行使できないので人格消費料金で補填する。