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めざせ仕掛け人

4、目指すは仕掛け人

自分が世界中のどこにいても、ビジネスが回り、私でなくてもできるビジネスモデルを。

islandworksの業態は、3つの事業から成り立っている。

アパレル事業、コンサル事業、教育事業だ。

創業事業に選んだのはアパレル事業。D2Cのビジネスモデルでスタートするのが時流だと判断、野原真麻ではなく、「ブランド」として成り立つ仕組みを作ろうと事業計画の策定と行動に打って出た。

コンセプトは、「沖縄の文化」や「人のつながり」を具現化したmede in Okinawaのスローファッションだ。

ラインナップに親子で揃うアロハシャツや沖縄の伝統工芸品とコラボするかりゆしウェアをメインに企画販売を行なっている。

これまで俗人的営業力を発揮してきたが、それを仕組み化した「ちょっとした手間」や「人間くささ」を取り入れた顧客リレーションをめざしている。

とはいえ、これまでのキャリアからは程遠いアパレル事業に飛び込んで、多くの課題にぶつかってきた。

アパレル業界の課題でもある大量生産や廃棄の問題、縫製工賃を巡ったフェアトレードや縫製技術者の育成。

さらに小さなブランドでも生き残る為のブランド経営戦略など、簡単にD2Cモデルを企画・生産〜販売まで全てを沖縄で構築するには課題が多い。

もう一度、「自分にしかできない価値作り」をブランドに落としこむべく、持続可能なモデル作りの猛勉強と事業トライアンドエラーが始まった。

ビジネスを俯瞰で捉え、モデル構築する為には、生産ラインの確立や戦略的分野にPR広報やブランディング、ファンビルディングにともなう顧客リレーション、財務戦略とその幅は広く終わりがない。

こういう1つ1つの現実の課題を解決しながら、事業を発展させていくことが自分の新しい行き場だと感じた。

5、これからのビジョン

こうした経営戦略に必要な学びや金融の知識は、さらに教育事業に派生した。

我が子に授けるスキルとしてスタートした子ども向けビジネススクールだ。社会人になってずっと感じていた、子どもでも学ぶ価値があるスキルの一つに経営学と金融学を推奨している。

スクール受講生は小学生が多く、子供たちの圧倒的な才能にこちらが教えられることの方が多かった。

また、コンサル事業で関わるコワーキングスペース の企画のお仕事では、「価値作り」となるコンテンツ開発に携わらせてもらっている。

周りには「何か一つに絞ってじっくりやったら?」と諭される。

また、「これまでの金融キャリア」をもっと事業の軸にしたらとも。

ただ、今の私は「自分のビジネスが成功する」ということだけが目標ではないのだ。

幼い頃の漠然と描いた「いつか沖縄を変える人間になる。」という夢を実現するために2年前から蒔き始めたビジネスの種が芽吹き始めている。

週末、宜野湾市にひっそりと開店するショップやオンラインショップでは、「野原真麻」個人のことなど全く知らないお客様が、量販店の倍はするであろう価格のかりゆしウェアを嬉しそうに買いにくるシーンがみられている。野原真麻の挑戦はまだ始まったばかりなのだ。

6、個人的なコメント

note1発目に取材してもらった時の内容を抜粋して書き下ろしましたが、やっぱり恥ずかしいのなんの!というところが本音です。

とはいえ、ココでは私の泥くさいところも沢山書いて行きたいと思っています。あわよくば、仲間探しやコメントを頂いて客観視するためのものでもあります。

小さな南の島「沖縄」で、そりゃあたいそうな夢を持ったシングルマザー の挑戦ではありますが、これからつづく テーマにもお付き合い頂けたら幸いです。

次回は、もう少し、アパレル事業の裏話へと話を掘って行きたいと思います



つづく・・・





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