アドバンスト・ケア・プランニング(Advanced Care Planning : ACP、人生会議)のやり方②
前回、アドバンストケアプランニング(Advance Care Planning:ACP、人生会議)を話す雰囲気みたいなものを説明しました。
とは言え、
いきなり受けたい医療に関して話し合うのも、何を話していいか解らないと思うので、簡単に話し合える方法を紹介します。
厚労省と神戸大学で作っているこのサイトは、順を追って人生会議が出来るので、お勧め。 https://www.med.kobe-u.ac.jp/jinsei/acp/index.html
この中から、考えるきっかけとして重要だと思う事は、大雑把な方針として、下の①②のどちらにするか?
先ずは、ここから、考えるのはどうでしょう。
① (生命を延ばすために)必要な医療やケアを受けてできるだけ長く生きたい
② ①よりは命が短くなる可能性はあるが、今以上の医療やケアは受けたくない。(ただし、症状を緩和する医療やケアはしっかり受けたい)
( )内は私が付け加えたのですが、実は結構重要だと思っています。
両極端の考えなので、現実問題としては、①②の間で、その都度話し合いながらは医療・ケア方針を決めていく事がほとんどだと思います。
大きな方向性が決まったら、具体的な医療行為を考えていくのですが、
その前に、ちょっと、生命を延ばすために必要な医療やケアについて、考えたいと思います。
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