見出し画像

【新聞連載第24回】コロナに思うこと

世界中で未曾有の事態が起きています。新型コロナウイルスの影響で私たちの生活が変わり始めました。生活における衣食住だけでなく、あらゆる業界の経営や現場にも変化が起きています。


特にインターネットを通じたサービスへの移行が急務となっており、その導入に関する相談も多く寄せられています。これは経済活動だけでなく教育の現場にも共通しており、オンライン授業やウェビナーのニーズが浮き彫りとなっています。


新型コロナウイルスの影響が要因となりスピード感のある導入が叫ばれていますが、これまで本連載でも取り上げてきた通り、人工知能が人類の能力を超えるとされる技術的特異点(シンギュラリティ)は 2045 年にくるとされており、IT の活用や教育がこれからの時代を生きるために必要だというのは誰もが気づいていたことでしょう。

私自身も、この状況を迎え新しい活動を始めています。教育分野では、大学生運営による高校生向けの情報発信メディアを立ち上げています。休校により学生たちの学習環境は大きく変化しています。ソーシャル・ディスタンス(社会的に距離をおくこと)の影響で社会的孤立が生まれ、リアルな関係性が途絶えています。

そんな若者たちが自主的に、インターネット上で新しいコミュニティをつくっていく役割と、プロジェクト設計と運営の支援をしています。

中小企業の経営分野では、IT や映像の技術の導入支援をチームで行っています。採用面接や社内外の営業、テレワークなど様々な場面で必要になりますので早急に対応していこうと思っています。

また、東海愛知新聞でも先月より連載が始まりました、弁護士・司法書士・社会保険労務士・公認会計士の士業チーム「龍の会」と連携した法務にまつわる支援も行っています。もし必要がある方はご相談いただければと思います。


こんな世の中を見ていて、社会に必要なことは何かと考えた時、若い人の価値観でできた社会に近づいていくことなのではと感じます。デジタルネイティブ世代といわれる、ゆとり世代と呼ばれた私よりも若い世代の価値観が昭和を生きた諸先輩方と明らかな違いを生むことは当然です。
そんな若年層の声をあらゆる分野に反映していくことが必要不可欠だと考えています。

その社会の実現を考えた時、私の役割は各分野のプロフェッショナルや国、世代を超えた繋がりを新しく構築していくことだと感じています。


新型コロナウイルスの影響で生まれた様々な活動の多くを、社会人や学生と一緒に無償で行なっています。本連載を読んでくださった方で、自宅でもできる活動に参加してみたいという市民ボランティアを募集します。詳しくは、三塩までご連絡ください。

(2020年5月 東海愛知新聞掲載)

私たちNPO法人の活動はこちらから

Instagramでも発信しています!

最新のボランティア募集はこちらから


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?