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コロナがおわったら、よんじゃいます? -その1:女性アーティスト編-

さてさて相変わらず収束の見通しが立たないコロナ禍の中、我々のような素人の集団がライブを企画運営できるようになるのはまだまだ先のことでしょう。もし以前のような活動が再開できるとしたら、まずは昨年開催できなかったアーティストの招聘をやり直すのが、最初にやるべきことだと思っています。

しかしコロナ禍故に考える時間は沢山あり、したがってその先の展開なども少し視野に入れて音楽を聴いています。そう、コロナ収束の後に、今まで山形によんでいなくって、現実的に招聘したいアーティストを、取らぬ狸の皮算用的に考えみたりしておるのです。小編成での公演や移動が可能で、大きなホールをいっぱいにできる超ビッグ・ネームではなく、それなりのギャラで、そこそこの集客で勘弁してくれそうな、我々が主催として実現可能と思われる(日本に招聘してくれる人がいるかどうかは別として)アーティスト。もちろん我々がその音楽に惚れ込んでいることも重要な条件です。本稿ではまず希望を込めて、将来コロナが終わったら山形に呼びたい5人(4人と1組)の女性アーティストを、動画と試聴リンクを付して紹介します。


1) ヴァネッサ・モレーノ(Vanessa Moreno)
ブラジルで今一番旬な女性シンガーだと思います。コロナ禍にあって、ほぼ毎日のようにS N Sに動画を投稿している活動的なアーティストであり、その実力は折り紙付。ギターの弾き語りに、ヴォイス・パフォーマンスや、ギターをパーカッシブに使って、その伸びやかで端正な歌声とキャラクターは太陽のように明るくチャーミング。

2) マロ(MARO)
マロはリスボン(ポルトガル)出身のシンガーソングライター。2019年にはジェイコブ・コリアーのツアーに帯同するなど注目を集めています。ユニバーサルで洗練された音楽性と、キュートな容姿と超ハスキーな歌声が素晴らしい。彼女もコロナ禍の中S N Sで多くの動画を発信していて、今ならまだ小編成だったら呼べる可能性もあるかも。(動画はジェイコブ・コリアーと)

3) リタ・パイエス(Rita Payes)とエリザベス・ローマ(Elisabeth Roma)
歌とトロンボーンの娘リタ・パイエスと、クラシック・ギター奏者で母のエリザベス・ローマの、母娘によるデュオ。ジョビンやシコ・ブアルキ、そしてギンガなどのブラジルの名曲、アルゼンチン・フォルクローレ、カタルーニャの伝統曲などを、親子の寄り添う様に親密な演奏で。この二人のデュオだとまだ山形でも呼べるかも。

4) カンデラリア・サマール(Candelaria Zamar)
カンデラリア・サマールは、アルゼンチンはコルドバ出身の女性シンガー・ソングライター。個人的にはずっとこのアルバムに惚れ込んでいます。自身の鍵盤と、飾り気の無い率直な歌声。プログラミングや、エフェクト、ウクレレ等を重ねた可憐でシンプルで洗練された音像。彼女だとソロで来日も可能じゃないだろうか。

5)ロリ・モリーナ(Loli Molina)
ブエノス・アイレスのシンガー・ソングライター、ロリ・モリーナ。彼女の楽曲の、メランコリア、そして鮮烈でいてデリケートな歌声に魅了されています。この最近作では自身のギターと歌を中心に、立体感のあるストリングスやエレクトロニカを配したサウンドも素晴らしい。彼女もソロとかでできそうだけどなぁ〜。


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